電気代の値上がりを明細書を見るたびに実感する人も多いのではないでしょうか? 寒い冬はなるべく快適に無理なく節電をしたいもの。そこで、節約アドバイザーの丸山晴美さんに、少しのことからできる節電術を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)2022年の値上げに負けない。冬の節電術
電気代、ガス代ともに値上げが続き、この冬は光熱費の負担が重くのしかかってしまう可能性があります。無理をしすぎて体調を崩してしまってはいけませんが、意識を少し変えるだけでも光熱費を抑えることができます。
まずは基本的なものから確認していきましょう。次の金額は、1年もしくは1シーズンの節約額です。
・エアコンの暖房時の室温は20℃を目安に…21℃から20℃にした場合→約1650円の節約
・ガスファンヒーターの設定温度を21℃から20℃にした場合→約1320円の節約
・石油ファンヒーターの設定温度を21℃から20℃にした場合→約880円の節約
・暖房は必要なときだけつける…1日1時間短縮した場合→約1260円の節約
・ガスファンヒーターを1日1時間短縮した場合→約2150円の節約
・石油ファンヒーターを1日1時間短縮した場合→約1470円の節約
・こたつの温度設定を「強」から「中」に下げる→約1520円の節約
資源エネルギー庁省エネポータルサイト「家庭でできる省エネ」から抜粋
ポイントは、設定温度と使用時間です。また、設定温度を下げても快適に過ごすためには、以下の方法を試してみましょう。