奥行きのある扉つき収納やウォークインクローゼットには、一般的な照明より、人感センサーつきの照明を設置すると便利です。消し忘れ防止に、また、「暗いのが苦手」な子どもが安心して使えるメリットが。日刊住まいライターは、人感センサーライトの導入にあたり、スイッチの設置場所を工夫して、壁面をスッキリとした見た目にしました。実際の使い勝手を詳しく語ります。
すべての画像を見る(全7枚)収納の使い勝手を考えて、センサーライトを設置
約2年前にハウスメーカーで家づくりをした筆者。その際、玄関にはシューズクローク(土間収納)を、リビング横の洋室にはウォークインクローゼットをつくる計画をしました。
どちらも、使い勝手を考えると、収納内には照明が必要です。そこで、人感センサーを設置することにしました。実際に約2年間使ってみて、とても満足しています。その理由を説明しましょう。
消し忘れに加えて「暗いのが苦手で消せない」にも対応
収納内の照明をセンサーライトにすることは、家づくりの打ち合わせ中に、筆者自身から希望を出しました。筆者の一家は、夫婦と幼い子ども3人の5人家族。家族が収納を使ったあと、照明の消し忘れが頻発するのでは、と思ったのです。
収納には扉をつけることが前提。となると、収納内の照明を消し忘れても気づきにくい…。消し忘れを繰り返せば、光熱費にも影響が出るのではという心配もありました。
さて、実際に採用したセンサーライトの挙動はというと、筆者はとても満足。収納をあけると照明がつき、離れてしばらくすると勝手に消えてくれるので、消し忘れがありません。
じつはこのほかにも、メリットを感じています。
「暗いのが怖くて、照明が消せない」という小さな子どもにありがちな行動にも、スマートに対応してくれるのです。収納から離れる際、しばらく照明がついて明るいと、子どもは安心できるよう。あわてずに、明るいところへと移動してくれます。