どのご家庭にもくり返しつくる定番レシピはあるはず。料理家ぐっち夫婦もいろいろつくってきたなかでも、普段食べている「いつものレシピ」があるそう。今回は、共働き料理家のぐっち夫婦に、よくレシピに活用しているという「カツオ節」を使ったレシピを教えてもらいました。

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私たちの新しいレシピ本『いろいろつくってきたけど、やっぱりこの味』(扶桑社刊)では、思い出の料理やいつものホッとする料理など、私たちが本当においしいと思ったイチ押しレシピを紹介しています。

今回は本のテーマに合わせて、私たちのイチ押し食材「カツオ節」を使ったレシピを紹介します。和食には欠かせないかつお節ですが、うまみアップ食材としても優秀。いろいろな使い方ができるので、ついついレシピも多くなってしまいます(笑)。

カブとちくわのカツオ梅あえ
カブとちくわのカツオ梅あえ。簡単だけどハマる味です
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1品目は、「カブとちくわのカツオ梅あえ」。食べやすい大きさに切ったカブとちくわを、たたいた梅干し、しょうゆ、カツオ節で和えるだけで完成です。カツオ節・梅干し・ちくわの組み合わせで、淡白なカブもご飯がすすむおかずに。おつまみにもぴったりです。

2品目は、カツオ節を衣に使った「鶏肉のカツオ衣焼き」。こちらもお気に入りのレシピです。下味をつけた鶏肉に片栗粉とかつお節を混ぜた衣をつけて、揚げ焼きにします。ザクッと食感にカツオ節と鶏肉のうまみがおいしい! おろしポン酢と一緒にさっぱりと召し上がってくださいね。

●カブとちくわのカツオ梅あえ

材料

【材料(2人分)】

  • カブ 2個
  • ちくわ 2本
  • 梅干し 1粒
  • 塩 少々
  • しょうゆ 小さじ1
  • カツオ節 約2g

【つくり方】

切った

(1) カブは皮を剥き薄いいちょう切りに、ちくわは5mm幅の輪切りにする。梅干しは種をとって刻む。

塩をまぶす

(2) カブはボウルに入れて塩を振り、10分ほどおく。キッチンペーパーなどで水気を取る。

あえる

(3) (2)にちくわ、梅干し、カツオ節、しょうゆを加えてさっと和え、皿に盛る。

完成

完成です。

 

●鶏肉のカツオ衣焼き。おろしポン酢添え

カツオ衣焼き

【材料(2人分)】

  • 鶏もも肉 200g
  • 大根 100gほど
  • 青ネギ 1~2本
  • ポン酢 適量
  • サラダ油 大さじ3
  • 塩・コショウ 各少々
  • 下味[しょうゆ 大さじ1と1/2 みりん大さじ1 酒大さじ1 すりおろしショウガ 小さじ1]
  • 衣[片栗粉大さじ3 カツオ節 1袋(4g)]

【つくり方】

お肉を漬け込む

(1) 鶏肉は一口大に切り、塩・コショウを振る。ポリ袋などに入れ、【下味】の調味料を加えてよく揉みこむ。30分~半日ほど置いておく。

(2) 青ネギは小口切りにする。大根はすりおろす。

衣につける

(3) バットに【衣】の材料を混ぜ合わせる。鶏肉の水気をきって押しつけるようにしてまぶす。

焼く

(4) フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして入れ、軽く押しつけるように焼く。片面がしっかり色づいたら裏返して弱火にし、中に火が通るまで焼く。※焼き色がつくまでさわらないようにしてくださいね。衣がはがれてしまいます!

盛りつけ

(5) (4)を皿に盛り、大根おろし、青ネギを添えてポン酢をかける。

 

ぐっち夫婦の新刊『いろいろつくってきたけど、やっぱりこの味』(扶桑社刊)では、2人が出会った頃の思い出のレシピ、家族の味、よくつくる家飲みレシピなど、満載です。ぜひチェックしてみてくださいね。

いろいろつくってきたけど、やっぱりこの味(扶桑社ムック)

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