無骨で男前な雰囲気のある、スタイリッシュなトイレ空間を紹介します。ネイビーやグレーの壁紙、アイアン製の小物を採用して雰囲気抜群。10年前に中古マンションを購入し、フルリノベーションした日刊住まいライターのこだわりが詰まっています。デザインのポイントと、壁の劣化など現状についてリアルにレポート。新築やリフォームでのトイレづくりに、ぜひ参考にしてみて!
すべての画像を見る(全8枚)無骨でインダストリアルなインテリアにリノベーション
筆者は、夫婦ふたりに子ども3人(15歳・10歳・6歳)の5人家族。「古いマンションをリノベして、好みのインテリアを手に入れたい」と10年前に約65㎡の中古マンションを購入。フルリノベーションを行いました。
夫婦ともに、好みのテイストは無骨・インダストリアルな雰囲気。コンクリートをむき出した、躯体現しの壁や天井で家全体が男前な空間になるようにプランしました。
生活感が出がちなトイレも、好みのテイストに仕上げたい。そんな思いから、トイレの空間づくりにもこだわりました。
トイレの壁はグレー×ネイビーのツートーンカラーに
トイレの壁はツートーンカラーに仕上げました。4面の壁のうち3面をグレーに、入って正面の1面をネイビーに。遊び心もありながら、シックで落ち着きのある雰囲気になりました。家全体の男前テイストにも調和する配色です。
床材は手入れがラクな、モルタル風のフロアタイルに
床材にはモルタル風のフロアタイルを採用しました。最初はモルタルの床を検討していた筆者。しかし、モルタル床だとシミ汚れがつきやすいということもあり、こちらのフロアタイルをリノベ会社の担当者が提案してくれたのです。
子どもが3人いるわが家は、床を汚してしまうシーンも多め。モルタルっぽいテイストがありながら、手入れがしやすいフロアタイルを選択して正解でした。
水栓はレトロなデザインに。手洗ボウルとの相性も抜群!
トイレの水栓には、ちょっと個性的なものを選んでみました。まるで工事現場にありそうなレトロなデザインの水栓も、筆者夫婦の好みをふまえて担当者が提案してくれたもの。シャビーシックな雰囲気にマッチしてお気に入りです。使っていると、ヴィンテージ感も増してきます。
手洗いボウルは、白くて丸みのあるシンプルなデザインのものを選び、バランスをとりました。
ペーパーホルダーやタオルかけは、アイアン雑貨を多くとりそろえる雑貨屋で購入し、施主支給。古びたテイストのアイアン小物で、トイレ空間がより男前な雰囲気になりました。
シンプルな空間にしたかったので、トイレ収納としては棚をひとつ設けたのみ。トイレットペーパーをずらりと棚に並べ、見せる収納にしました。
ごちゃつく小物は、フェルトボックスにまとめて収納。掃除用の洗剤は、シンプルなボトルにつめ替えて、できるだけスッキリ見えるようにしています。