収納スペースが少ない家でも、壁につることで収納量を増やすことができます。延床面積わずか21坪の3階建て狭小住宅を6年前に建てた日刊住まいライターは、オモチャや帽子、掃除用具などをつり下げることで快適な暮らしが手に入りました。さっそく、実際に取り入れた収納テクをレポートします。
すべての画像を見る(全7枚)収納スペースを増やすにはつるす収納が便利!
わが家は、夫婦2人に子ども3人(12歳・9歳・6歳)の5人家族。延べ床面積がわずか21坪の、3階建て狭小住宅に住んで6年目です。
ちなみに、1階に玄関と納戸、2階にLDKと洗面所、浴室、トイレ、3階に子ども部屋(2部屋)と寝室(1部屋)という間取りです。
家族が多いこともあり、悩んだ末に収納スペースを減らし、居住スペースをできるだけ広く取ることに。
しかし、いざ生活してみるとやっぱり収納が少ない…。ものを減らすにも限界がある…。置き場所がないもののちょい置きで、足の踏み場もなくなることも。
そんな悩みを解消し、収納スペースを少しでも増やすために、取り入れているのがつるす収納です。
オモチャは子どもが取りやすい高さに引っかけ収納
部屋の中にあふれてしまいがちな子どものオモチャ。きっちりしまってしまうと、取り出しにくいうえに片づけにくいもの。とくにリビングに子どものオモチャが散乱するのは避けたいところ。
そこで筆者は、IKEAのつるせる小物入れを押しピンフックにひっかけて収納しています。押しピンフックは壁にさすだけで取りつけ完了。100均でも売っているので入手しやすいです。筆者が購入したものは耐荷重は7kgあるので、かなりの量のオモチャを収納できます。
直置きにならないため、掃除もスムーズ。子どもが取り出しやすく、入れやすい高さに調節しているので、6歳の子どもでも出し入れが手軽にできます。
制服や通学バッグはフック収納で脱ぎ捨て解決
リビングに置いておくとジャマになる子どもの制服や学校に持っていくバッグなどは、無印良品のフックにかけてつるしています。
踊り場は狭いスペースですが、つるすことで収納スペースを確保。つるす収納を取り入れる前は、学校から帰ってきたらその辺に置いたり玄関に脱ぎ捨てたりしていました。しかし、1階から2階に上がる階段の踊り場につるす収納を取り入れることで、そんなストレスも解消。