●衝動買いは、これまでの自分ががんばったからこそできる

お金を使いすぎてしまっても、ポジティブなカズコさん。
お金を使いすぎてしまっても、ポジティブなカズコさん。
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さらに、衝動買いをしてお金を使いすぎてしまったときの考え方もとってもハッピーでした。
「そういうときは仕方ないので予備費から出します」と笑顔。

「衝動買いできるお金があるのは、昨日までの私ががんばってお金を回していたからですよね。だから『ありがとう昨日までの私!』っていつも思っています」

家計簿は、自分との約束だという考えもありますが、カズコさんは「そんなに堅苦しく考えません」。むしろ家計簿をつけていたからこそ、このくらいのオーバーですんでいるのだと考え、これまで家計簿をつけていた自分をほめるのだそうです。

 

●家計簿をつけられる状況とは、毎月一定の収入があるということ

約30年前、未就学児の息子を2人もつ主婦だったカズコさんは、家計簿のつけ方を一から習う機会を得ます。そこから家計簿をつけはじめます。

しかし経済的につらかった時期は、家計簿はつけられなかったそうです。
「そもそも家計簿をつけられる状況自体が、幸せなことだと気づいたんです。家計簿をつけるには、毎月一定の収入が必要です。収入がなかったり、家族になにか大きな問題が起こったりすれば家計簿どころではなくなってしまいます。家計簿は私にとって生活の指針とも言えるものになっています」とカズコさん。

カズコさんのポジティブな考え方、ぜひ、真似してみてくださいね。

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