スーパーマーケットのプライベートブランド(PB)は、それぞれの会社の企業努力により魅力的な商品が多いです。今回、業界3位である「ライフ」のおすすめPBについて教えてくれたのは、スーパーマーケット研究家のスギ・アカツキさん。イチオシ商品の魅力を語ってくれました。

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スーパーマーケットライフ
業界第三位に成長しているライフ(写真は目黒大橋店)
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スーパー「ライフ」がこれだけ魅力的な理由

スーパーマーケットの「PB商品」が魅力的な時代になっています。卸業者を介さないし商品づくりは、お店独自の個性を出しやすく、さらに低価格でありながら高利益を生む構造が実現できるため、お客もお店も幸せになる関係性が構築しやすいとも言えます。

●PB商品が豊富で、顧客を飽きさせない

そんな大注目のPB商品の傾向を見ていくと、他店にはないような細やかな商品設計で光るのが、「スーパーマーケット ライフ」。趣向を凝らしたプレミアムな商品はもちろんのこと、徹底的に安値とおいしさのバランスにこだわったものまで、じつに4種類ものPBが存在しています。加えて新商品が毎月登場することで、顧客を飽きさせることなく満足させていく堅実姿勢は、心から脱帽してしまうほどです。

・「スマイルライフ」

安全・安心な品質、実感できるおいしさ、そしてお求めやすい価格にこだわって開発したプライベートブランド

・「ライフプレミアム」

素材・製法にこだわった、おいしさを追求したプライベートブランド

・「BIO-RAL(ビオラル)」

からだに優しい素材や製法、健康や自然志向にあわせたプライベートブランド

・「スターセレクト」

お客様のより良い生活のためにライフとヤオコーが共同開発したプライベートブランド

 

レトルトご飯が豊富!リピ買い必死の人気商品

そこで今回は、ライフのPB商品の魅力を伝えるべく、日常よく買うであろう“主食商品”をご紹介してみたいと思います。

●レトルトごはんは、スーパーPB商品が当たり前の時代に

玄米ご飯
(左)ビオラル 玄米と十六穀ごはん160g×3コパック 328円(税込) (右)ビオラル 玄米ごはん160g×3コパック 298円(税込)

その商品とは、「レトルトごはん」です。今では多くのスーパーでPB商品として販売されていることが多く、おいしいごはんをいかに安く提供するかで各社しのぎを削っている様子がうかがえます。炊飯器でお米を炊かない世帯が増えていますから、レトルトごはんは一度気に入れば継続的なリピートを生み出しやすい商品。白米だけでなくお赤飯や雑穀入りのタイプも登場しているため、選択肢の幅も広がっています。

そんな状況下においてライフが誇るレトルトごはんは、健康志向を追求した「BIO-RAL(ビオラル)」の商品として発売されている「玄米ごはんシリーズ」。新潟県産こしひかりの玄米をメインに、十六穀米を加えたタイプと2種類そろっています。容量は160グラムで、中サイズの茶碗の約一杯分になっているので、食べ過ぎることなく適量の玄米ご飯を味わうことができます。実際にパッケージを少し開けて電子レンジで加熱をしたところ、その美しい粒立ちに感動してしまう人は少なくないはずです。

玄米1

玄米と十六穀ごはんをレンジ加熱してみました。一粒一粒がしっかりしています。

玄米2

玄米で指摘されがちなぬか臭さはまったくなく、程度な食感を味わえます。

 

●「ヘルシーなのにおいしい」を実感できる

ごはんを食べてみると、かみしめるたびに穀物本来の甘味が口の中にじんわり広がり、心に残るおいしさを実感できるでしょう。そうです、「玄米ご飯はクセがあって食べにくい」というイメージを軽やかに払拭してくれる美食玄米なのです。

玄米3

かみしめるたびに、穀物の甘味がじんわり広がります。食感も最高。

そしてさらに、この玄米シリーズから「お粥」まで登場しています。玄米の消化しにくさを心配している方や高齢者、幼児にも喜ばれそうなラインナップと言えるでしょう。

お粥
(左)ビオラル 有機玄米と有機十六穀がゆ 192円(税込) (右)有機玄米がゆ 170円(税込)

食べる頻度の多い「主食」をおいしくヘルシーにボトムアップしてくれるPB商品は、客目線で言えば理想的な存在。ライフは他にも天然酵母の食パンや全粒粉のうどん・そうめんなど、“主食のヘルシー化”を着実に実現してくれていますから、気になる人はチェックしてみてくださいね!