家族が長い時間一緒に過ごすリビングは、いつも居心地がよく、充実した時間を過ごせる空間にキープしたいもの。ライフオーガナイザーの森下純子さんによると、最近はなにもかもリビングですませる「リビ充家族」も急増しているのだそう。
ここではリビングの散らかりに防止に効く、おしゃれな収納用品を教えていただきました。
リビングに置くなら、持ち手つき収納グッズが吉
リビングに集まる機会が増えるということは、そのぶんものも増えて散らかりがちに。
「リビングをすっきり保つには、家族の協力も不可欠。持ち手がついている収納グッズは、持ち運ぶ動作が簡単になり、家族みんなの片づけへのハードルが下がります」
●オモチャ箱は取っ手つきを選んで、片づけを時短に
すべての画像を見る(全4枚)リビングのオモチャを自分で片づけてもらうには、子どもにとって、しまう動作をラクにしてあげることが重要です。
「オモチャ箱は取っ手のついたものを使えば、散らかっている場所にボックスを移動できるので、ラクに元に戻せるようになります。ささいなことですが、子どもだけでなく親にとってもそのほうがラクです」
大きさもS・M・Lとあり、別売りでフタもあるので積み重ねも可能。定番品なので買いたせるのも魅力です。
・スタックストーbaquetバケットシリーズ 左/アイボリー 右/ベージュ
●片手でスイスイ持ち運べる!万能収納ボックス
「無印良品の持ち手つき収納ボックスは、片手で簡単に移動できるのがとにかく便利。私は明るいところでメイクをしたいので、メイク道具をこのボックスにすっきりまとめて、リビングに置いています」
文房具や救急グッズなど、こまごまとしたものを仕切るのにもぴったり。色は半透明とホワイトグレーの2種類あり、ボックスごと積み重ねられるのも特長です。
・ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド 15×35×高さ8cm
場所を取らないグッズは優秀。壁かけファイルで書類管理
収納スペースが限られているリビングでは、場所をとらない収納グッズがあると便利。
壁にかけて使えるスタイリッシュなポケットファイルに、保存する必要のある書類や、子どものプリントなど、リビングに散らかりがちな書類を収納するのがおすすめです。
写真のように壁にフックがあればどこでも引っかけられるので、本棚や冷蔵庫の側面を有効活用できます。
「ホルダーごとに色がついているので、書類の緊急度合いでしまう場所を分けると便利です。たとえば赤は『すぐ処理するもの』、オレンジは『1か月以内』、黄は『クーポンなど未来に使いたいもの』と分類ルールをつくって、ポンポン入れていきます」
「1か月に1回ダイニングテーブルに持ち運び整理していますが、たためるので作業もラクチン。使う人別に分けるのもいいですね」
3段と5段の2タイプがあり、色もブルー系やグレー系などさまざま。スウェーデンのステーショナリーブランドの商品で、雑貨店やインターネットで購入できます。
・エセルテ ソーテッドファイル A4 3ポケット
片づかないときは、優秀な収納グッズに頼るのも手。家族がさらにゆっくりくつろげるリビングをつくってみてくださいね。