50代からは老後の暮らしも見据えて少しずつ暮らしを小さくしていきたいところ。ここでは、夫婦ふたり暮らしのミニマリスト・本多めぐさんが、50代からの無理のない節約について教えてくれました。

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50代からは無理せず暮らしをダウンサイジング!

アラフィフ夫婦2人暮らしのわが家。若い頃と違い、体や心が変化しているのを感じます。
50代はそろそろ子どもが巣立ち、夫婦2人きりという方も多いと思います。そうなると暮らしは自然とコンパクトに。身体や環境が変わっていくなかで、無理なく節約できる3つの工夫を紹介します。

 

●1:家電や家具のダウンサイジングで節約

 

アラフィフになって買い替えた一口コンロ
アラフィフになって買い替えた一口コンロ
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50代は子どもが巣立ち、ふたり暮らしに戻る時期。親の入院などでひとり暮らしになる人もいるでしょう。
それに合わせて、家具や電化製品も「家族用」から「2人用」や「1人用」がちょうどよくなります。なので、もし見直しの機会があれば、小さいものに変えることも検討しましょう。

タイミングは、家電や家具が壊れたとき、引っ越しで持ち物を整理するときなど。今までより、小さいものに買い替えると小さな暮らしにフィットします。
冷蔵庫、炊飯器、食器棚…。新調するなら小さいものを買うことで購入代金が節約できますね。最近の家電は電力消費が少ないため、節電効果も期待できます。

わが家では、ガス台を二口から一口コンロに買い替えました

おかげで掃除がとってもラク! 手間が減って時間が増えて大満足。お値段も4000円くらいで手に入り、二口コンロを買うより断然お得でした。

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●2:年齢に合わせた食事を意識して節約

アラフィフ夫婦の焼魚メインの「ちょうどいい」夕食
アラフィフ夫婦の焼魚メインの「ちょうどいい」夕食

アラフィフになると、若い頃と比べて食べる量が減ります。わが家の夫は、30代は2人前食べていましたが今は1人前で満足。私も健康のために腹八分目を意識しています。また、脂っこいものはあまり食べられないですね。夫婦共に体調変化を実感しています。

現在は、「ガマン」にならない程度に、食事量をゆるゆると減らし中。以前はドカンと出していた量を、最初は少なめに盛りつけ、たりなければおかわりをする形にしています。
ガマンというより、若いころからの「習慣」で食べていた量を、年相応に修正していく感覚です。

食べる量に合わせて、料理道具もコンパクト変えるといいですね。フライパンやお鍋などを買い替えるときは、ワンサイズ小さなものを選ぶとよいでしょう。つくりすぎや食べすぎ防止にも役立ちます。