「引き出しの枠」の便利な活用術
引き出しを取り出した枠も収納として活用できます。引き出しと枠をバラバラに使うことで、収納グッズとしての使い方の幅も広がりますよ。
●キッチンでラップ入れに
すべての画像を見る(全11枚)よく使うラップやアルミホイル類は、引き出しに入れると出し入れが面倒だし、専用ケースに入れれば見た目的にごちゃつかないけれど、これもちょっと面倒。奥行きのあるポリプロピレン収納ケースの枠を使えば、すっきりとしまえ、ささっと取り出せます。
●大きな引き出しの中で収納ケース代わりに
仕切りがついたタイプのポリプロピレン引き出し(小物収納ボックス3段)枠は、システムキッチン下の大きな収納の中で便利に活用。お弁当の小物もラクに仕分けられ、出し入れもスムーズです。
●大きな引き出しの枠は、押入れ内の収納に
衣類用のポリプロピレン収納引き出しの枠の活用アイデア。
押入れにケースだけを重ね、避難用リュックやグッズを収納しました。よく使うものではないけど、必要なときにさっと取り出したい避難グッズは奥にしまい込んでは意味がありません。枠を2段重ねると大きめのオープン収納になるので、奥行きのある押入れで便利です。
●棚の中でコの字ラック的に使う
こちらは細かいオモチャ収納(写真右上)。オモチャ類はまず、元の箱から出して使うのをおすすめしています。箱から出して、100円ショップで売っているような小さめのボックスに入れて棚にイン。紙の箱のフタをあけたり閉めたりする必要がないので、子どもも片づけやすいですし、見た目もすっきり。
ただ小さめのケースを棚に並べると余白が結構あるので、余っていた引き出しの枠出番。コの字ラックのような活用法で、上にもものが置け、収納力がアップします。この写真では無印良品のファイルボックスを使用していますが、家に余っている「枠」があれば活用しましょう。
ものを増やしすぎないためのポイント
すっきり暮らす上での最大のポイントは、「本当に好きなもの」だけを買うようにすることだと考えています。
好きなものであれば、大切にしたいという思いが強いので、片づけるときも「イヤイヤやる」気持ちが減ります。安いから、人にすすめられたから、といった理由で買うことを減らせば節約にもなります。
ただ、好きなものであっても使用するうちに古びたり、使い勝手が悪くなることもあります。ときどき見直して、ものを循環させることも大事。そのためにも、中身が見えやすい収納にしていれば、もののアップデートも簡単。日々の暮らしの中で、死蔵品をなくし、よくつかっていれば、重い腰を上げて1日がかりの片づけをする必要がなくなり、暮らしがもっとラクに、楽しくなりますよ。ぜひ試してみてください。