●(3) 机に置く場合:取り出し口を前に
こちらの例では、お子さんの学習机でもともと取り出し口を上に向けて使用されていました。
すべての画像を見る(全10枚)本や書類の収納に使用する場合は前向きがおすすめです。
真四角タイプのファイルボックスだと、軽いものであれば上に置くことができるので、2個並べてスマホや鉛筆削りを置いてすき間を活用。
ファイルボックスを書類整理に使用する場合、背の方を前に向けて中身が見えないようにしまっている方も多いと思いますが、それだと中身がすぐにわからず、見直すことも少なくなりがちに。片づけに自信がない、という方は取り出し口を前にしてみてくださいね。
●(4) 無印良品・真四角ファイルボックスの「ブックエンド」活用術
学習机用の場合もそうですが、無印の真四角タイプのファイルボックスは、ブックエンドに最適です。
おすすめの使い方としては、まず、ファイルボックスの中にあまり読まない本を入れます。次に、ファイルボックスとファイルボックスの間に、よく読む本やよく使う書類を入れると、横の本が倒れてくることがなく、取り出しやすくなります。
ファイルボックスの間だと紙ものも立てかけやすく、ブックエンドのように見えない段差もなくなるので、しまいやすくもなります。
●(5) おまけ:ファイルボックスはゴミ箱にも便利
わが家ではファイルボックスの中身がパッと見えない置き方もしています。それは「ゴミ箱」としての使い方。写真左の取り出し口を上に向けたボックスは、デスク回りの紙ゴミ入れとして使用しています。以前『ゴミはゴミ箱に捨てない。意外なアイテムを使うことで部屋がすっきり』という記事でも紹介しましたが、見た目がすっきりとしておすすめです。
ものを死蔵化させない暮らしのために
収納グッズはものをしまうのに便利な一方で、いつのまにか中にあるものが把握できず、いらないものだらけになりやすい場所でもあります。中身が見える置き方・使い方に変えるだけで「生きた収納」になります。
そしてものを死蔵させないための前提として「好きなものだけを家に入れる」ようにすることが大事だと考えています。好きなものばかりであれば、しまい込まずに、活用したい気持ちが上がってくるからです。
ただ、好きなものであっても、使用していくうちに古びて好きが小さくなる場合ももちろんあるので、定期的に見直して暮らしをアップデートしていくのがいいな、と実感しています。家で過ごす時間が楽しくなるヒントになればうれしいです。