空気が乾燥し、お肌の乾燥が気になる季節の到来です。ケアを怠ると、これが自分の肌!? と驚く状態になってしまうことも。
「おでこのシワは、女性なのに『おじさん顔』を加速させてしまいます」と話すのは、美容家の石井美保さんです。注意しておきたい「おじさん顔」への対処法を教えてもらいました。
「おじさん顔」の原因はおでこのシワ!
「おでこのシワって『おじさん顔』を加速させてしまうと思いませんか?」と石井さん。
「おばさん顏」を通り越して、おでこにシワがある「おじさん顏」になってしまうと、老けて見えるだけではなく気難しい印象まで与えてしまいそうです。
「おでこのシワの原因はさまざまですが、多くは長年の表情のクセ。視力が悪くて目を細めたり、上目づかいをしたり、眉をひそめて考え事をしていませんか。表情を大きく動かすクセがある方は要注意です」
さらに40代になると、そこに頭皮の筋肉の衰えによるたるみも手伝って、シワが目立ってくるのです。
「肌アイロン」でおでこをケアして、若々しい肌を保つ!
たるみを根本から引き上げるには、化粧品だけでは難しいもの。そこで有効なのが、表面のたるみをケアする「肌アイロン」です。
美容液や乳液・クリームを塗るついでに、肌を引き上げてから指でなぞります。使うのは薬指と小指。
まだ気にならないおでこのシワも、「肌アイロン」で、先手先手でケアに励んでみましょう。
●Step1:こめかみからアイロンを
おでこに美容液をなじませて滑りをよくしておきましょう。薬指と小指をこめかみの上に置いたら、生え際に向って引き上げます。やや強めの力でOKです。
●Step2:薬指と小指を中央にスライド
指の位置を少しずつスライドさせ、おでこの中央をリズミカルに引き上げます。シワがピンとのびているか、鏡で確認しながら行いましょう。
●Step3:逆側のこめかみも引き上げる
さらに指をスライドさせ、逆側のこめかみも引き上げます。おでこを引き上げることでシワだけでなく、まぶたの重みも解消できます。
「多忙を極める20代や30代は、自分のことよりも家族や生活に手いっぱい。スキンケアやメイクにかけられる時間も限られていたかもしれません。しかし、40代からはお肌の正念場。ここであきらめるか、手をかけるかで、この先の未来が変わってきますよ」と石井さん。
石井さんの新刊
『石井美保の「オトナ美肌」のつくり方』(扶桑社刊)では、ほかにも今すぐ使える大人の美容テクニックが掲載されています。ぜひチェックしてくださいね!