ジメジメして、排水口や浴室などのニオイや汚れが気になる梅雨の時期。梅雨の掃除＝水回りのイメージがありますが、じつはそれ以外にも掃除をした方がいい場所があるんです。「それは、換気扇の掃除です」と話すのは、ライフオーガナイザーの高田舞子さん。理由と、掃除のコツと便利なアイテムを教えてもらいました。
換気扇掃除は梅雨こそおすすめ！便利グッズで簡単きれい
梅雨の時季に入りました。湿度も温度も高い季節、洗濯などの家事も憂鬱になりますね。
でも、そんな梅雨時季だからこそやっておきたい家事があるんです。それは、換気扇の掃除。
●換気扇掃除は梅雨がおすすめな理由
年末の大掃除で換気扇を掃除するという方も多いと思いますが、じつは冬はあまりおすすめではありません。気温の低い冬だと油汚れは落ちにくいからです。夏～秋にかけて、気温も湿度も高い時季のほうが換気扇掃除には適しています。
私は毎年、梅雨時季には換気扇をメンテナンスしています。ですが、年に一度でいいとは正直言えません。1年間の油汚れを溜めてしまうと、掃除の大変さは2倍、3倍なります。
それを避けるためには、やはりこまめに掃除することをおすすめします。本当は3か月に一度、季節の変わり目に行うのがベストだと思いますが、なかなかそうもいかず…（笑）。私は年に2回、梅雨入りと肌寒くなる前、10月ごろに換気扇をチェックしています。
●レンジフードをいざ解体。思った以上に汚れが気になる！
解体する際は、コンロ上に新聞紙などを敷いておくと安心です。また、汚れやホコリを吸い込まないようにマスクの着用、ゴム手袋の着用などもしておきましょう。
半年前に引っ越したわが家は、キッチンもリニューアルされ新品。まだ汚れがひどくないうちに！ と3月末にレンジフードの真下についている金属製の板を外した際、少しだけ油汚れが見られたのでふきとりました。シロッコファンも確認しましたが、そのときはそこまでの汚れは見られずそのまま戻しました。
が、今回は板を外しただけで、じっとり地味に付着している茶色い油汚れを確認…。
まず、板やフード内を重曹スプレーとウエスでふき掃除。一見「そんなに汚れてない！」と感じていましたが、ウエスがこれだけ汚れました。
フィルターも油とホコリで汚れていましたが、ふきとるだけでピカピカに！
