高温多湿な夏のお弁当は、傷みにくいものを入れたいですよね。野菜もしっかりと火を通してお弁当につめるのがポイントです。見た目が華やかになって食欲もアップする、カラフルな野菜おかずを料理研究家・上田淳子さんに教えてもらいました。
加熱調理で傷みにくい!野菜の副菜
夏は、野菜も加熱調理が基本。煮からめて汁気を飛ばしたり、カツオ節やゴマであえたり、水気を出さない・残さない工夫を! さらに、つめるときにも水気をしっかりきりましょう。
●インゲンのショウガじょうゆ炒め
ゆでずにそのまま炒めると、水っぽくならず味が凝縮!
【材料(1人分)】
- インゲン 4本
- サラダ油 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- すりおろしたショウガ 好みの量
【つくり方】
(1) インゲンは筋とヘタを取り、食べやすい長さに切る。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)のインゲンを入れて火がとおるまで2~3分炒める。しょうゆ、ショウガを加え、汁気がなくなるまでからめながら炒める。
[1人分48kcal]
●炒めピクルス
炒めてつくるから味しみが早い!
【材料(つくりやすい分量)】
- キュウリ 1本(約100g)
- ニンジン 1/2本(約70g)
- ゴマ油 小さじ1
- 酢、しょうゆ 各大さじ1
- 砂糖 小さじ1
【つくり方】
(1) キュウリは小さめの乱切りにする。ニンジンは厚さ1cmほどのいちょう切りにする。
(2) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)をさっと炒めて酢、しょうゆ、砂糖を加える。ひと煮立ちしたら火を止め、小さめのボウルや保存容器に移す(1時間以上漬けると味がよりしみておいしい)。汁気をきり、ペーパータオルなどで汁気をふいてつめる。
[1人分102kcal]
●パプリカのレンチンおかかあえ
レンチン1分で完成! おかかで水分をブロック!
【材料(1人分)】
- パプリカ(好みの色) 1/2個分(約70g)
- カツオ節 1パック(約2.5g)
- しょうゆ 小さじ1弱
【つくり方】
(1) パプリカは縦4等分したものを横に7mm幅の細切りにする。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、ザルに上げて水気をきりながら冷ます。
(2) (1)をボウルに戻し入れ、カツオ節、しょうゆを入れてからめる。
[1人分33kcal]