リノベーションは家の使い勝手をよくするチャンス! そこで、整った部屋をキープするためにこだわったポイントを、整理収納アドバイザー2級の資格をもつライターの小林ユリさんに教えてもらいました。

関連記事

狭いキッチンをリノベ。心地よく使うために意識した5つのこと
収納
どうせリノベーションするなら片づかない収納をつくりたい!
すべての画像を見る(全9枚)

もうちらかしたくない!リノベでこだわった収納スペース

掃除をすれば部屋はきれいになりますが、片づけをすることよりも難しいのは、整った部屋をキープすること。片づけても気がつくとちらかってしまう状態を回避するためには、自分が使いやすいと感じる収納スペースが必要です。

私が重視した収納のポイントは「簡単に片づけられて、整然とした状態を長くキープできること」でした。実際に使用してみて、片づけがラクになったと実感できた収納をご紹介します。

●ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットはすっきり広々と

洗濯物が乾いたら、ベランダからそのままここに服を移動させています。服を畳む手間が省けたことで、取り込んだ洗濯物を放置することがなくなりました。

 

●階段下収納のハンガーパイプ

階段下収納
階段下もハンガーパイプとして活用

コートは外で着るものなので、玄関に。定位置を決めたことで、衣替えをするときにコートの収納場所に悩むこともなくなりました。取り出したいときにも「そういえばあのコート、どこにしまったかしら?」と探す手間が省けます。

 

●造作のテレビボード

テレビボード
造作したテレビボードも収納になりました

据え置きゲーム機やDVDプレーヤーなど、置くもののサイズを測って寸法ぴったりにつくりました。特に奥行きに関しては無駄なスペースがほとんどないので見た目も整ってきれいに見えます。

 

●本棚

本棚
文庫本もきれいに入る収納も

もともとクローゼットだった部分を本棚と小物類の収納スペースに変更。可動式の棚にしたので、マンガや雑誌、文庫本など本のサイズにあわせて調節できます。奥行きはマンガ本2冊分に設定することで、巻数の多いマンガや文庫本が省スペースで収納できます。

本棚の余白部分が少ないためほこりも目立たず掃除がラクになりました。

 

●本棚の下の引き出しと戸棚収納

掃除道具の収納
掃除道具はすべてこちらに収納

爪切りやハサミ、ポケットティッシュ、ハンディモップなどの細々とした掃除道具類はすべてここに収納しています。

リビングに置きたい小物類をひとまとめにしてあるので、家族から「あれどこにある?」と聞かれることがなくなりました。