絵や家族の写真を飾りたいなら、ピクチャーレールの設置を。家づくりの際に、計画的に採用するのがおすすめです。住み始めてから、フックをあちこちに取りつけて、壁に穴をあけることを防げます。そのうえ、掃除の際もラク。マンションのオプションで、ピクチャーレールをつけた日刊Sumaiライターが、使い心地を紹介します。

ピクチャーレール
ピクチャーレールがあれば壁面が有効に使える
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ピクチャーレールを取りつけてよかったこと

ピクチャーレール

ピクチャーレールを利用すれば、壁に穴をあけずに、写真や絵・観葉植物・時計などさまざまなアイテムをつるして飾れます。

筆者宅では、リビングに8本のワイヤーがつるされており、大きな額入りの風景写真1枚と子どもの写真を3枚飾っています。ダウンライトの照明が当たる位置に配置し、照明をつけるとよく見えるようにしました。

 

額縁の裏

ワイヤーにつるしたいものを引っかけるだけなので、設置はとても簡単。穴をあけてフックなどを取りつけてつるすよりも強度があります。耐荷重の範囲内なら、重量のあるものでも設置しやすいのが特徴です。

実際、大きな額はかなり重いため、ピクチャーレールがない家に住んでいたときは、立てかけて飾っていました。重いので移動がおっくうに。額と壁の隙間にホコリがたまっても、ふくのが面倒に感じることもしばしば。

ピクチャーレールがある今では、接地面がないので、ふき掃除が本当に簡単です。

カーテンレールのようにワイヤーを左右に動かせ、しかもワイヤーの長さを変えられるので上下の調整も自由。模様替えをしてレイアウトを変えたくなっても、気軽に変更ができます。

安定感があるおかげで、地震がきたときに額がグラグラと揺れることはあっても、落ちてくる危険性が低いので安心です。筆者の家の場合、地震が来ても、落下したことは今までありません。

 

壁が白いとワイヤーが気になることも…

ピクチャーレール

ひとつ気になるのは、筆者宅の壁が白いのでワイヤーを下げて使うとワイヤーが目立ってしまう点です。オプションでつけてもらったときは色を選べなかったのですが、壁の色に合わせたレールも販売しているようなので、そろそろ白いワイヤーに買い替えてもいいかなと思っています。

また、なにも飾っていないとワイヤーが垂れ下がっているだけの状態なので、見栄えがとても悪くなります。常になにかをかけておいた方が、落ち着きます。