この春、注目のベースメイクアイテムといえば、なんといってもクッションファンデーション!ハイブランドからプチプラコスメまで、各メーカーから続々と登場しています。

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気になるクッションファンデーションの特徴や使い方を、人気ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんに教わりました。

<クッションファンデーションってなに?>

 クッションファンデーションとは、リキッドファンデーションをコンパクトに閉じ込めた新感覚のベースメイクアイテム。ほとんどの商品が下地いらずで、手も汚さずにつけられるので、忙しい人にぴったりのアイテムです。

毛足のないパフがついているので、テクいらずで“極薄”につけることができ、みずみずしく、つややかな肌に仕上がります。また、大人のくすんだ肌に透明感を出してくれるうえ、肌にピタッとついて、ハリのある肌になるのもいいところ。

<クッションファンデーションをきれいに塗るコツは?>

 使い慣れないと肌にベタっとつきやすいので、塗り方のコツを覚え、今シーズントレンドの“素肌”のような自然なツヤ肌をつくりましょう。

クッションファンデーションの塗り方

【1】 クッションファンデーションにパフを押し当て、スポンジ全面に取り、いったんコンパクトの内ブタ(または手の甲)に取ってなじませる

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【2】 顔の中心から外側に向かって、ポンポンとスタンプを押すようにのせる。頬→額→鼻の順に、広く出っぱっている部分からつけていく

【3】 軽くパフをすべらせるようにして顔全体に薄くなじませる

【4】 目元や小鼻、唇の際など細かい部分は、パフを折ってなじませる

“下地いらず”といえども、シミやシワ、毛穴など、肌悩みのあるアラフォー世代以上は、下地を塗っておくと、クッションファンデーションをさらにスムーズに塗ることができます。基本、パウダーを重ねる必要はありませんが、Tゾーンなど皮脂が多い部分にパウダーをはたいておくと、崩れにくくなり、化粧直しがラクに。

<化粧直しはどうすればいい?>

 まずはティッシュで余分な皮脂を押さえ、ファンデーションをつけずにパフを肌にすべらせ、ヨレを直します。その後、中指に取るようなイメージで、パフにクッションファンデーションを少し取り、顔の中心から外側に向かって重ねればOK!いきなりファンデを重ねると、厚塗りになるので注意!

 塗り方のコツさえ押さえれば、クッションファンデーションで簡単にふんわりツヤ肌をつくることができます。この春は、新感覚のファンデーションで軽やかに肌を仕上げてみませんか?

監修/山本浩未 撮影/天日恵美子(人物)、山田耕司(物)
メイクの基本が丸わかり!『

美人メイク基本の「き」