「つくりおき本」が書店をにぎわせています。「でも、つくりおきは時間がかかりそう」なんてイメージをもっていませんか? そんな人におすすめなのが「漬け」。

生の肉や魚を調味料に漬けておけば、生のままより日もちするうえ、保存している間に味もしっかりしみます。あとは焼いたり炒めたりするだけで一品完成!
毎日の料理をぐんとラクに、おいしくしてくれるんです。

ここでは人気料理ブロガーで、つくりおきの本も出版しているスガさんが考案した「鮭のオリーブオイル漬け」と「鮭マヨ」を試してみました。
つくってみたのは、ESSE ONLINEライターの主婦・ハピコさんです。

オイルがじんわりしみ込むほどにうま味が増します
鮭料理がマンネリ化したら試してほしい、超簡単レシピ!
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調味料に漬けておくだけ!鮭のオリーブオイル漬けでおしゃれな夕飯ができた

●鮭のオリーブオイル漬け

オイルがじんわりしみ込むほどにうま味が増して、どんな味つけとも合います。

【材料(4人分)】

・生鮭 4切れ
・A[ニンニク(すりおろす)2かけ オリーブオイル大さじ2 塩小さじ1/2 コショウ小さじ1/4]

【つくり方】

鮭は1切れを4等分に切る。

(1) 鮭は1切れを4等分に切る。

保存用ポリ袋にAと(1)を入れて全体的になじませる

(2) 保存用ポリ袋にAと(1)を入れて全体的になじませる。中の空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で保存する。

●鮭マヨ

そのまま焼くだけでもおいしい「鮭のオリーブオイル漬け」をアレンジ! ソースをからめてエビマヨ風に。サラダ仕立てにしてどうぞ。

【材料(4人分)】

・鮭のオリーブオイル漬け 全量
・小麦粉 大さじ2
・A[マヨネーズ大さじ3 プレーンヨーグルト(無糖・または牛乳)、トマトケチャップ各大さじ2 砂糖大さじ1 レモンの絞り汁小さじ1/2]
・サラダ油 大さじ3
・ベリーリーフ 適量

【つくり方】

小麦粉を加えて全体になじませる。

(1) 鮭のオリーブオイル漬けは保存袋に入れたまま、小麦粉を加えて全体になじませる。

ボウルにAを混ぜ合わせる。

(2) ボウルにAを混ぜ合わせる。

ボウルに残ったソースをかける。

(3) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を入れ、7~8分揚げ焼きにし、(2)に加えてあえる。器にベリーリーフとともに盛り、ボウルに残ったソースをかける。

 

「料理のレパートリーが少なく、鮭といえば塩焼きしか思いつかなかった」というハピコさん。

同じ鮭なのに、ちょっとしたひと手間を加えることで、普段とまったく違う料理になったことに感動!

 

「やっぱり、いつも同じ塩焼きの鮭では、家族は『またか…』という反応。でもこうやって、エビマヨ風に仕上げるとテンションも上がるし、子どもも喜んで食卓が盛り上がりました」

 

ソースも簡単でおいしいと大好評です。

 

「エビマヨ風に仕上げるためのソースがとても簡単で、しかもいろんな食材とも相性がよさそうで、ほかの料理でも使ってみたい」

 

スガさんの考案した“半調理レシピ”のほか、超簡単なつくりおきレシピを

ESSE10月号

の特集「平日も休日もラクするつくりおき」でたっぷり公開しています。ぜひチェックしてみてください。

●つくってみた人 【ハピコさん】 1981年生まれ。夫、息子の3人家族。Livedoor公式ブロガーとして、無理をしない貯金ブログ『のんびり楽しく貯金』を更新中。著書に『モノと家計を見直してお金のことで後悔しない暮らし方

』(KADOKAWA刊)がある