そのかわいさから私たちに癒やしをくれる動物たち。今回ご紹介する『よこはま動物園ズーラシア』にもたくさんの動物が展示され、実物はもちろん、ブログやSNSで投稿される動物たちが「とにかくかわいい!」と大人気です。
旅行気分を楽しめる「よこはま動物園ズーラシア」
すべての画像を見る(全11枚)『よこはま動物園ズーラシア』は、相鉄線「鶴ヶ峰」駅からバスで約15分のところにあります。広大な敷地内に世界じゅうの動物が飼育・展示され、その大きさは国内でも最大級! しかし、それ故に迷ってしまうなんてことも…。そこで、今回はよこはま動物園ズーラシア 事業推進係 石川さんに見どころや最新ニュースなどを教えてもらいました。
●日本に居ながら世界旅行した気持ちになれる
1999年の開園。その後徐々に展示ゾーンを拡大し続けて、2015年4月に「アフリカのサバンナ」ゾーンが完成し全面開園となりました。「ズーラシア(ZOORASIA)」という名前は、動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)の合成語なのだとか。
「よこはま動物園ズーラシアは、国内初のオカピの繁殖に成功し、肉食動物のチーターと草食動物のキリン・グラントシマウマ・エランドの4種混合展示を国内で初めて実施しました。また、現在約100種760点の動物がいます」(石川さん)
今年で開園23年になる動物園は、スマトラトラをはじめとする「アジアの熱帯林」、オカピのいる「アフリカの熱帯雨林」など、世界の地域を再現してる8つのゾーンがあり、ほかの動物園とは少し違った楽しみ方ができます。
「園内は、『生命の共生・自然との調和』をメインテーマに掲げています。生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーニングすることで、世界旅行ができる動物園として訪れた方が、植物や自然環境について楽しく学べます」
●動物を楽しむための工夫がたくさん!
8つのゾーンすべてに見どころが盛りだくさんですが、とくに最後にできた「アフリカのサバンナ」ゾーンは、ズーラシア動物園のこだわりがつまったゾーン。
「アフリカのサバンナゾーンでは、4種混合展示を行っています。ここは、草食動物であるキリン、エランド、グラントシマウマに加えて、肉食動物のチーターが一緒の空間に展示されている珍しい展示なんです」
動物園で、草食動物と肉食動物が一緒の空間にいるなんて驚きですよね! しかし、自然ではごくごく普通のこと。これは、「生命の共生・自然との調和」をテーマにしているよこはま動物園ズーラシアならでは。
園内には動物ごとに特長や見どころが書かれた看板が設置されているのですが、この情報がとにかく深いんです…! 書かれているポイントに注目しながら見ると、知識が深められて、より楽しく動物の生態を学ぶことができますよ。