家づくりの際、つくりつけの大きな棚をつくると、なにかと便利です。普段は使わないものを集中的に管理できるうえ、壁に埋め込むようにつくれば、既製品の家具を置くときのように部屋を狭くすることもなし。21坪の狭小敷地に家を建てた日刊Sumaiライターは、保管場所に困りがちな本類やアルバムの収納のために、天井まである本棚を造作。すっきり片づき、家族の図書スペースもできました。
すべての画像を見る(全7枚)家具を置くと部屋がさらに狭くなる!そこで壁に造作本棚を設置
筆者は、わずか21坪の狭小住宅に夫婦ふたり、子ども3人(12歳・8歳・5歳)の5人家族で住んでいます。設計の段階からそれぞれの部屋が狭く、収納スペースが少ないことを指摘されていました。
部屋が狭いため大きな収納家具などは置けない。限られた収納スペースは必要最低限のものを収納するのが精一杯…。そこで、提案されたのが天井まである造作本棚でした。
こちらの造作本棚は、高さ238×幅83×奥行28㎝です。7段×2列の可動棚で、高さを自由に変えられます。壁一面に設置されているにもかかわらず、圧迫感はあまり感じません。
壁に埋め込まれているので、部屋の広さを変えずに収納スペースを増やすことができて便利。
また、家族が過ごす2階のリビングから離れた1階の納戸に設置したので、リビングにありがちな「雑多にいろんなものが混ざって、収納される」という状態になりません。