リビングにはペンやはさみ、爪切りなどの細々したものが集まりがち。散らかるうえに、必要なときに見つからなくてイライラすることも。 「1種類1引き出しと決めて、つめ込みすぎない収納にしたら、リビングがすっきり片づきました」というのは、3人の子どもとともに狭小団地で暮らすシングルマザー・宮本玲花さん。詳しく教えていただきました。

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引き出し
無印良品の小物収納ボックスを使ってシンプルに収納!
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「1種類1引き出し」ルールで、リビングに散らばる小物をシンプルに片づける

リビングでよく使うペンやハサミ。どれもこまごましている上に、出しっぱなしになりやすいですよね。
「もう~! 出したらしまってよ!」というのは、以前の私の決めゼリフでした。
子どもたちとの間で繰り返される片づけバトルに疲れ果てた私は、だれでも出し入れしやすい収納ルールを考えることに。
今回は、わが家のリビングがすっきり片づくようになった収納法を紹介します。

●種類違いのものを「一緒に住まわす」と散らかる理由になる

子どもや片づけが苦手な人にとっては、収納がシンプルでないとうまく片づけられません。
ものの収納場所が分かりにくい→片づけづらい→片づけが面倒となってしまっては、リビングは散らかる一方…。

引き出しの中
種類違いのものを同居させるとごちゃつき、またすぐに散らかってしまう

かといって収納場所を「引き出し」と決めても、種類違いのものを引き出しに“同居”させてしまうと、出すときもしまうときも目線と手元が迷いがち。ほんの数秒でも、片づけに余計な時間がかかってしまいます。
さらに収納しているものが多く引き出しの中がパンパンだと、目当てのものを見つけるのは至難の業です。

●1つの引き出しには、1種類のものしか入れない!

以前は大きめな引き出しの中を、ケースや仕切り板を使って、小物を収納していたわが家。

爪切りの引き出し 大人用と赤ちゃん用
爪切りの引き出し 大人用と赤ちゃん用

さらに収納をシンプルにするために、写真のように小さな引き出しを用意して「1種類1引き出し」ルールをつくりました。

「ペンはペンだけ」「電池は電池だけ」という具合に、1つの引き出しには1種類のものしか入れません。
すると、子どもにも“ものの住所”が分かりやすくなって「ママ、ペンどこ?」「新しい電池は?」と聞いてこなくなったのです。
大人しか使わないもの以外は、絵+ひらがな・カタカナでラベリングして、住所を明確に表しました。

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