Q4.コロナの影響で売れた商品は?

A.在宅時間の増加で、リフォーム対応の商品が好調。光触媒の抗菌・抗ウイルス性能も人気

在宅時間の増加によりリフォーム需要が高まっていることから、とくにリフォームを中心に採用されている金属屋根材「スーパーガルテクト」(アイジー工業)の売れ行きが好調。

屋根は普段あまり目にする機会がないためメンテナンスを忘れがちですが、住宅の寿命を左右する重要なアイテム。家にいる時間ができたことであらためて屋根の状態を見直し、リフォームを検討する人が増えたと考えられます。

また、コロナ禍により衛生意識が高まったことで光触媒の抗菌・抗ウイルス性能が注目され、「光触媒の壁『光セラ18』の販売量増加につながった可能性も」(ケイミュー)とのこと。光触媒には外壁に付着したウイルスや菌を抑制する効果があります。

 

光触媒の外壁材「光セラ18」
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●深彫りの格調高いデザインも魅力の光触媒の外壁材「光セラ18」(ケイミュー)

 

Q5.家づくりを始める人へのアドバイスは?

A.初期費用だけでなく、メンテナンスの手間やコストなども検討を!

「外装材は住宅の外観の意匠面の印象を決めるポイントのひとつになるので、玄関ドアや門扉などとコーディネートするなどデザイン性を重視しつつ、色あせに強い製品を選ぶなど機能面での特徴も踏まえて検討を」(YKK AP)、「初期費用だけでなくメンテナンスの手間やコストなども検討すること。

多くの建材は適正なメンテナンスによって長持ちするので、住まいの状態に興味を持って暮らしていくことも大事」(アイジー工業)、「ライフサイクルコストを考えて、最初からロングサイクルのものを選ぶこと。長寿命な建材を使うことは環境負荷低減にもつながる」(ケイミュー)など、外装を選ぶ際にはメンテナンスが重要なポイントとなるようです。

 

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