これから気温が上がってくると気になるのが生ゴミのにおい。カラスによる散らかし被害も気になります。そこで、お金や手間をかけない暮らしの工夫が人気なエッセイストの若松美穂さんが普段行っている対策について教えてくれました。エッセイストの若松美穂さんが普段行っている対策について教えてくれました。
すべての画像を見る(全7枚)今あるものを利用してゴミを見せない・におわせない工夫
私が住んでいる地域は、ゴミを入れて出す専用の袋が指定されていません。無色や白色で、中身がある程度透けて見えていれば回収していただけます。
また、ゴミ収集場所はご近所さんの家の脇にあるのですが、カラス除けの網でカバーをして置かせていただいています(ありがたいことです)。
ゴミがカラスに荒らされないよう皆さんそれぞれに工夫をしていて、白色や透明の袋は使いつつ、生ゴミが見えたりにおわないよう、中に新聞を入れて覆い隠したりしています。
●冷凍食品の袋やお菓子のパッケージを生ゴミ用に再利用
わが家は新聞がないので、それ以外のもので見えない工夫をしているところ。
たとえば、キッチンで出る生ゴミは、(1)いったんいらない袋に入れてから(2)ゴミ袋に入れます。
(1)は冷凍食品の袋、お菓子のパッケージ、洗剤が入っていた袋などなんでも大丈夫。麦茶のパックなど水分を含んだもの、においがするもの、楊枝や串など先がとがったものがはみ出すことなく、ゴミ袋にまとめることができます。
自立しない袋は、写真のように底を折り返すと立ちやすくなることがあります。
●紙袋は生ゴミや割れモノを捨てるときに
また小さい厚手の紙袋や箱も、ある程度水分を吸収したり、水分を通さないでくれることがあるので、生ゴミの入れ物として使うことがあります。
割れモノを捨てるときにも、厚手の紙袋は便利。危険が少ないよう、さらにその上からガムテープで巻き、「割れ物」と書いて出すことも。
●野菜やDMの透明袋は缶やペットボトルを捨てるときに再利用
野菜が入っている透明袋やDMが入ってくる透明袋は、缶やペットボトルを捨てるときに再利用。とくに節約というわけではなく、使えるものは使うという感覚です。