“おいしい”がつまったお弁当。人気インスタグラマーのわたをさんの思い出弁当は、小学生のときにつくったというシンプルなチャーハンが原点なんだとか。そこで、プリプリのエビが魅力の「エビチャーハン」のレシピをご紹介します。
わたをさん思い出の「チャーハン弁当」レシピ
小学生のときにつくったチャーハンが料理の原点。
●エビチャーハン
材料(1人分)
- むきエビ 50g
- ロースハム、ニンジン 各30g
- シイタケ 10g
- 卵 2個
- サラダ油 大さじ2・1/2
- 温かいご飯 300g
- A[顆粒鶏ガラスープの素小さじ1 塩、コショウ各少し]
- 万能ネギ(小口切り) 30g
- しょうゆ 小さじ1~2
- 粗びきコショウ(黒) 適量
- 紅ショウガ(あれば) 適量
【つくり方】
(1) エビは背ワタを除く。ハム、ニンジン、シイタケはみじん切りにする。卵は溶きほぐす。
(2) フライパンにサラダ油大さじ1と1/2を熱し、(1)の溶き卵を入れて軽く混ぜながら炒め、半熟状になったら取り出す。
(3) (2)のフライパンをさっとふいてサラダ油大さじ1を熱し、(1)のエビを加える。エビの色が変わったら、ハム、ニンジン、シイタケを入れてさらに炒め、ご飯を加える。全体を混ぜるように炒めてAを加え、なじんだら(2)の卵と万能ネギを加えて炒め合わせる。
(4) フライパンの片側にご飯を寄せ、あいたところにしょうゆを入れる。香りがたったら全体によく混ぜ合わせる。冷めたらお弁当箱につめてコショウをふり、あれば紅ショウガを添える。
[1人分1077kcal]
初めてチャーハンをつくったのは小学生のとき
平日は、毎朝自分の昼用のお弁当をつくるのが日課。家で仕事をするときは家で食べるし、急に現場に行くことになったら、そのまんま持って行ったり。お弁当って、好きなんですよね。できたてのホカホカのご飯はもちろんおいしいけど、冷めたご飯も悪くない。お弁当の時間を心待ちにする感じって、なんかいいじゃないですか。
時間がない朝に、チャチャッとよくつくるのがこのチャーハン弁当。エビが好きなんで、必ずエビは入れて。今は具だくさんになった進化版ですが、初めてつくったチャーハンは卵とご飯だけの、シンプルなものでした。
小学生の頃、両親が共働きで忙しかったので、自分と妹のためになにかつくってみようと思ったのが始まりです。包丁も使ったことがなかったけど、卵とご飯だけならなんとかなると思ったんでしょうね。どこかで食べた味を、こんなふうにすればいいのかな、と自分なりに考えて。それなりに、食べられるものだったと記憶しています。
それから、自分なりに工夫して、ハムを焼いてみたり、慣れてきたらパスタに挑戦してみたり…というのが、料理をするようになったきっかけ。つまり、チャーハンは僕の料理の原点です。
家族にも、チャーハンはよくつくります。子どもたちも、チャーハンだと喜んでよく食べます。今年6年生になる息子にもいちばんシンプルな卵とご飯だけのチャーハンのつくり方を教えたら、ときどきつくってますね。進化はせず、そのまんまですが(笑)。
最初は必要に迫られて始めたような料理ですが、好きなものを自分でつくって食べるって、楽しいことです。