ものが多く、出し入れの頻度も高いキッチン。使いやすくてぴったりフィットする収納づくりが必須です。今回は、シンク下やコンロ下など大きな収納スペースで使うボックスの選び方を、ライフオーガナイザーの大塚彬子(あこ)さんに教えてもらいました。
すき間ない収納をつくるには、幅3種類のボックスを使いわける
大塚さんはライフオーガナイザーほか一級建築士、インテリアコーディネーターの資格も持っています。自宅マンションをリノベーションした際、とくにキッチンは収納力にかなりこだわったそう。
すべての画像を見る(全4枚)「システムキッチンは、たいていコンロ下とシンク下に深くて広い収納スペースがありますよね。注文住宅やリフォームでもしない限りシンデレラフィットはなかなかなさそうですが、無印良品とニトリのボックスがあればある程度かないます!」
大塚さんによると、組み合わせるのは無印良品とニトリの幅10cm、14.5cm、15cmの収納ボックスがおすすめだそう。
「無印良品はポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ(幅10cm)とワイド(幅15cm)。ニトリはA4ファイルケース Nオール ワイド(幅14.5cm)です」
無印良品のワイドとニトリのワイドはわずか0.5cmの差。
「でも、この0.5cmがとても大事なんです。ニトリのケースではギリギリ入らないお鍋があったとしても、無印良品のボックスには入るということになります。またスペースいっぱいに並べるときも、幅がちょうど合うように組み合わせることができますよ。このおかげでわが家でも収納スペースを無駄なく使いきれています」