ジャガイモを使ってつくる「ハッシュドポテト」は、子どもから大人まで人気の料理ですよね。そんなハッシュドポテトが沢山食べられたらいいな…と思ったことはありませんか? 今回は食に詳しいライターの高木沙織さんが、カルディで売っている、スイス風のハッシュドポテト「ロスティ」をレポートしてくれました!

スイス風ハッシュドポテト「ロスティ」
スイス風ハッシュドポテト「ロスティ」
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ハッシュドポテト好きに朗報!カルディで買える「ロスティ」がすごい

細く・薄く切ったジャガイモを、平たい俵型にして焼いたり、揚げたりして食べるハッシュドポテト。スーパーの冷凍食品売り場やファストフード、コンビニのレジ横にあるホットスナックコーナーなどでも手軽に購入できておいしいですよね。「朝食の定番」という方や、「小腹が空いたときのおやつにしている」なんていう方もいるのでは?

かく言う筆者も、ハッシュドポテトが大好き! だけど、手のひらサイズのハッシュドポテトは3口くらいで食べ終わってしまうため、常々「もう1個食べたいなあ…」という気持ちにさせられてきました。

そんなときにカルディで見つけたのが、スイス版ハッシュドポテトの“ロスティ”。まん丸で、フライパンいっぱいに広がるハッシュドポテト…これは気になるっ!

●スイスの家庭料理「ロスティ」

ロスティとは、ジャガイモを細く、薄く切ったものを、フライパンでこんがりと焼きあげたスイスの家庭料理のこと。

表面はカリッと、パリッとしていて、中はホックホク。ジャガイモの香ばしさとうま味がたっぷりのまさにスイス版ハッシュドポテトです! ジャガイモのパンケーキ(ポテトパンケーキ)と呼ばれることもあるそうで、スイスのほかにドイツなどでも、朝食や料理のつけあわせ、おつまみ、おやつといった様々なシーンで親しまれているのだとか。

そんなロスティが、なんとカルディでも販売されているのです。

「スイスデリス ロスティ 500g(428円)」
「スイスデリス ロスティ 500g(428円)」

パッケージのフライパンいっぱいに広がるハッシュドポテトの写真が、なんとも魅力的です。

パッケージ裏

原材料を見てみると、食塩やベジタブルストック、濃縮レモン果汁などを使って味つけをしたじゃがいも加工品とのこと。とてもシンプル。素材感満載。

詳しくは、公式サイトやパッケージの裏面をご参照ください。

パッケージの上からもみほぐして、フライパンで焼くだけとつくり方もとっても簡単! ほかに、調味料や食材を追加することなくつくれるというところも、手間がかからず、味つけの失敗もなく安心です。

パッケージの写真のように、まん丸きれいなロスティに仕上がるのかでしょうか? それでは早速、ロスティづくりに挑戦してみたいと思います。

●焼くときは、焦らず、突っつきすぎないことがポイント

「スイスデリス ロスティ」は、レトルトパウチ食品で、袋の中には、すでにカット済み・味つけ済みのジャガイモが入った状態で販売されています。

基本的には焼く“だけ”でいいのですが、ロスティはその“焼く”のがどうにも難しいのだとか。「ジャガイモがまとまらない」「うまくひっくり返せない」など、苦戦している方も少なくないようです。実際のところはどうなのでしょうか?

もみほぐす

まずは、開ける前にパッケージをよくもみほぐします。しかし、これが地味に力仕事。

ぎっしりとつまったジャガイモは、指で軽く押したくらいでは手ごたえが得られず、パッケージごと折り曲げるようにねじるようにして、グニャグニャとほぐしていきます。

開封

なんとなく、もっちりとした感触がしてきたところで、開封。すると、細切り・薄切りの、ややしっとりとしたジャガイモがお目見えです。ほんのりと、甘い香りも漂います。

フライパンに広げる

それを、熱したフライパンにザザッと全部、豪快に入れたら、フライ返しなどで丸く成型。

丸く形成
フライパンは28cmサイズのものを使用。テフロン加工のフライパンを使用する場合、油は不要です

ここまでは、順調! きれいな丸型に整いました。ですが、粘度が高くないので、突っついたり、触れたりすると端からパラパラ・ポロポロとジャガイモが崩れてきます。表面は、あまりギューギューと押さえつけずに、フライ返しで軽くポンポンするくらいでよさそうです。あとは、このまま静かに見守りましょう。