フジテレビ「ノンストップ！」のコーナー「ノンストップ！ ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。 今回はフキノトウのおいしい食べ方について教えてもらいました。
笠原さんに教わるフキノトウのおいしい食べ方
一気に春めいた日が続いています。あったかくなってくると、春の野菜が並び始め、心も軽くなってくるようです。もう、春野菜は食卓に並びましたか？ 私は春の野菜が大好きです。ウドや菜の花、フキノトウなど。少しクセのある物が多いので、子どもたちには嫌われがちですが、大人には季節を感じる苦味ですよね。この季節になると番組でも春野菜を取り扱うレシピが多くなります。
●フキノトウは油煮が絶品
今回はノンストップの月曜日の人気コーナー「笠原将弘のおかず道場」から、フキノトウについてのお話をしたいと思います。春野菜が大好きな私でも、どうしようかな～と迷ってしまうのがこのフキノトウです。みなさんはどんなお料理をつくられていますか？ 私は「フキみそ」にしたり、「天ぷら」にしたり。でも、そんなもんです。だから余力があって、どうしても食べたい！ という気持ちにならないと、買わないんです。ハードルが高い春野菜であることは、間違いないですよね。
そこで、今回ぜひご紹介したかったのが、笠原さんが教えてくれたフキノトウの活用法です。それが、「フキノトウの油煮」なんです！ 油煮って、ピンとこない人も多いと思うんですが、フランス料理で言うところの「コンフィ」です。
サラダ油に、フキノトウを入れて、弱火でコトコト火を入れていく。これだけです。サラダ油じゃなくてもオリーブオイルでもOKとのこと。このコンフィはそのまま食べてもオッケーですが、私はこのフキノトウのコンフィに、おしょうゆを少したらしたものを食べました。これが本当においしいんです。とろりとしたオイルの中に、フキノトウの香りが詰まっています。フキノトウの嫌なクセがオイルで煮ることで完全にまあるくなっている感覚です。でも、決して、その風味は損なわれていません。おしょうゆをたらしただけで、すごく上品な1品になっていました。
