コロナ禍でおうち時間が増え、普段着る服の傾向が変わったという人も多いのでは。最近着ない服が増えたことに気づいたライフオーガナイザーの下川美歩さんは、この機に服の見直しをしたといいます。気分の上がるクローゼットをつくるための「3つのやめたこと」について詳しく伺いました。
50代のクローゼットは、もう我慢しない。着ていて気分が上がる服ばかりに
コロナ禍でおうち時間を過ごすうちに50歳目前となりました。クローゼットを見ると、最近着ていない服が何着も。目にすると、もったいない気持ちが湧いてきます。もっと気分の上がるクローゼットにしたいと、見直しをしてみました。
50代のクローゼットのテーマは「今を楽しむこと」。クローゼットを見直してみて、私がやめたことをご紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)●「やせたら着よう」をやめる
やせたら着ようと思って、捨てられない服はありませんか? 私にもそんなスカートがありました。息子の卒業式用に購入したけれど、コロナ禍で卒業式に参加できず。その後、太ってしまい、2年経った今も着られる気配がありません。
着る予定がないのに、新品のままを狭いクローゼットに置いておくのはもったいない。そこで、思いきって手放すことにしました。
着る機会ができたら、そのタイミングで自分に合った服を買えばいい。「やせたら着る」を目標にやせるのもいいですが、今着る服がそろったクローゼットで気分を上げることだって大事ですよね。
●「おしゃれは我慢」をやめる
元々はハイヒールにタイトスカートのようなスタイルが大好き。でも、最近は動きにくい服は手に取らなくなってきました。同じタイトな服でも、ストレッチ素材のほうがいい。
「おしゃれは我慢」なんて言葉がありますが、無理のきかないお年頃です。寒い、暑いも、無理は禁物。季節の先取りは、デザインではなく色で楽しむことにしました。
痛いのも、疲れるのも我慢しない。ハイヒールに合わせていたボトムスの丈を、ローヒールの靴に合わせてお直ししました。
我慢しておしゃれにみせるより、今は無理せず快適なことが大事だと思っています。快適だと、自然とすてきにふるまえるような気がします。