家族の靴やお出かけグッズなど、雑多なものであふれ返ってしまう玄関スペース。来客があったらいちばん最初に見られてしまう場所なだけに、すっきりかつセンスよく見せたいですよね。
限られたスペースをどのようにしたらいいのか…そんなときは、つっぱり棒です。
整理収納アドバイザーでもあり、つっぱり棒に精通している竹内香予子さんのご自宅を例に、数々のアイデアをお見せします。
家の顔である玄関を、つっぱり棒を駆使してすっきり&おしゃれに見せる
玄関スペースをすてきに整えるコツは、見せたくないものを目隠しして、見せ場となるコーナーをバランスよく配置すること。
靴箱の内部は、つっぱり棒を使って収納スペースをフル活用するのもポイントです。
●つっぱり棒に収納グッズをつけてアレンジ
玄関横に設けたディスプレーコーナーには、マットな質感の黒のつっぱり棒をセレクト。
「床の間のように見せる空間にしたかったので、アイアンのシックな雰囲気がハマりました。フックや棚をつけて小物を飾っています」
黒いつっぱり棒を、別売りのフックでアレンジ。帽子を飾りながら収納しています。
こちらは棚タイプの付属品でアレンジ。小物を置いたり、かけたり、飾る収納を楽しんでいます。
つっぱり棒の素材は鉄製も多く、マグネットがくっつくのでカードなども飾れます。
●扉のない収納スペースは布をつり下げて目隠し
中のものが丸見えだった玄関脇の収納棚は、上につっぱり棒を渡してのれんをプラス。
「軽い布なので、バネ式で問題なし。玄関は黒のつっぱり棒で統一感を出しました」
●1段の棚を2段にして靴を倍量収納
ぺたんこの靴は棚の上部があきがち。そこに余っていたつっぱり棒を3本渡して、もう1段追加。
「男性用など重い靴をのせるなら、ジャッキ式のつっぱり棚がおすすめです」
●長靴やブーツをつるして型崩れを防止
げた箱の下段につっぱり棚で収納をプラス。
「つっぱり棚はしっかりと耐荷重があるので、上は靴のお手入れグッズ、下は重い長靴やブーツと、上下でしまえるのが魅力なんです」
長さのある靴はクリップ型のパンツハンガーで留めて、型崩れを防止。
●デッドスペースだった壁に傘やルームシューズを収納
奥行き数cmで使いにくかった壁も、つっぱり棒3本で収納スペースに大変身。
「傘、ルームシューズ、掃除用具をすっきりと収納。つっぱり棒とS字フックの合わせワザは、定番にして最強です」
S字フック+ピンチでブーツを引っかけ収納。
収納にインテリアに、つっぱり棒を駆使すれば、玄関がすてきに見違えること間違いなし! 気になるアイデアがあったら早速真似してみてください。