新しい家づくりでは、積極的に間接照明を導入してみましょう。玄関をはなやかに見せたり、お酒の時間をムーディーにしたり、映画鑑賞を没入感たっぷりに楽しんだり…。家で過ごす、毎日のちょっとした家族時間が、いっそう充実します。間接照明にこだわって新居を建てた日刊Sumaiライターが、自邸を例に、その魅力をたっぷり語ります。アイデアはリフォームでの応用もアリ。

ディスプレイをはなやかにする間接照明
間接照明を上手に使えば、玄関や各部屋の雰囲気がグンとおしゃれになる
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直接的ではなく間接的な灯りで、家じゅうおしゃれな雰囲気に

間接照明は、天井や壁などに光があたり、その反射によってやさしい灯りを生み出してくれるのが最大の魅力。陰影がつくことで光のグラデーションとなって、間接照明の灯りだけで、とってもおしゃれな雰囲気になります。

筆者宅では、玄関をはじめ、各部屋にムードの違う間接照明を設置。さっそく、間接照明を設置している場所や、間接照明を設置したことで得られたよさを紹介します。

 

玄関は、たくさんの間接照明ではなやかさを演出

玄関の間接照明

こちらが玄関。毎日家族が出入りしたり、来客を迎えたりする特別な場所なので、とくにはなやかな印象になるようにこだわりました。

玄関に入ってすぐ目に入るショースペースには、季節ごとに絵や花を替えて飾っています。そのディスプレイを、よりはなやかに演出してくれるのが、左右からの間接照明の灯りです。この灯りのおかげで、絵や花の存在感がアップしています。

靴箱上に飾っている絵や置物などにも、ダウンライトの灯りがスポットであたり、豪華な雰囲気を醸し出してくれるのです。

 

靴箱下から足元を照らす間接照明

また、靴棚下からの間接照明の灯りは、足元を見えやすくしてくれるので、大勢の来客があっても、靴を見つけやすく脱ぎ履きにも便利だと高評価です。

 

お酒専用棚には、暗めの間接照明で大人な雰囲気を

お酒専用棚の間接照明

来客を招待して飲み会をする機会が多いわが家には、飲み会スペースとお酒類専用のディスプレイ棚を設置しています。

かっこいいバーのような落ち着いた雰囲気にしたかったので、お酒のボトルを軽く照らしてくれる間接照明を取り入れました。

少し暗めでやわらかい灯りなので、かっこよくお酒タイムが楽しめる大人の空間になっています。