●3.食べ物の大きさ、量だけでなくカロリーを意識する

ケーキ
すべての画像を見る(全6枚)

太っていた頃を思い出すと、今よりもたくさん食べていたことは確かですが、いわゆる大食いではありませんでした。ただ、今と明らかに違うのは摂取カロリーを一切考えなかったこと。食べたいもの、飲みたいものを優先し、甘いものも大好きでした。

ダイエットを始めた頃から間食やジュースのカロリーを調べるようになり、そこでまったく同じ量でも驚くほどカロリーが違うことや、むしろ量が少なくても500kcalに近いお菓子があることに気づきました。

「腹八分目」という言葉がありますが、量はもちろんのこと、「なにを摂るか」もとても重要だと感じ、実践するようになりました。

時々食べたくなる甘いもの。たとえばケーキやプリンなども、いくつか比べてカロリーが低い方を選んでいます。

 

●4.「糖質制限」ではなく「余分な糖分をカット」

椅子

ダイエットと聞くとお米を食べない糖質制限が思い浮かびますが、私は量をやや少なめにするだけで普通に食べています。必要なのは制限ではなく、余分に摂っていた分をカットすることだと考え、砂糖を使うことをやめました。

小さじ2杯の砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒーや、甘辛い煮物が大好きでしたが、砂糖をパルスイートに置き換えるように。ごくごくわずかの量を使い(これも摂り過ぎないように注意しながら)甘みを出しています。

最近は糖質オフの食材や調味料の種類も豊富ですので、なるべく置き換えて摂るようにしています。

 

●5.大豆製品や野菜を多く摂る

野菜

さらに以前と変わったことといえば、食べたいもので献立の組み合わせを決めるのではなく、必ず大豆製品や野菜を多く含む献立を意識するようになったこと。

ダイエットを始めてからは温野菜をよく食べていて、冷蔵庫にある野菜を使って簡単におかずが1品でき、それが体にもとてもいいので気に入っています。

私はいただきものの「ディノス 家事問屋蒸しかご」を使っていますが、とても便利です。フライパンに少量の水をはり、蒸しカゴに野菜を並べて少し火にかければ、味が濃くてヘルシーな温野菜がすぐにつくれ、そのまま食卓に並べられます。

また、豆腐も欠かせない食材の1つ。献立に悩むことも随分減り、1食の摂取カロリーもぐんと減っています。

食べたいものをなにも気にせず食べたいだけ食べるのは、とても幸せなことではありますが、それに対応できない体に変化してくる50代。これからは、自分の体に優しい食生活が必要になります。できるだけ長く元気でいられるように、健康にも気を使っていきたいと思います。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら