子育て中のママにとって、同じ幼稚園・保育園や小学校に子どもを通わせるママ友は心強い存在。お互いに協力し合ったり情報交換をするだけでなく、たまにはランチに出かけたり、遊びに行くことも。
ただし、なかにはお誘いを受けても、気をつけておきたいママ友もいます。

ESSE読者から編集部に寄せられたアンケートのなかには、ちょっと微妙なママ友からのお誘いエピソードがいろいろ。皆さん、気を使っていることがわかりました。

ママ友づき合い
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修学旅行のおみやげを通販で共同購入?

●Tさん(41歳)の告白

子どもの修学旅行ともなると、旅行先のおみやげを近所や親せき中に配るママ友たち。でも、子どもが買ってくる分ではたりないからと、事前に通販でおみやげを共同購入しようと誘われたのには困りました。

私は、限られたおこづかいのなかから旅行先で本人が選び、ほかの荷物と一緒に持ち帰ってこそのおみやげだと思っているので、通販で買おうとは思いません。でも、相手を否定せずにやんわり断るのは難しいですね。

マクロビ派のママ友と食事に行くのがつらくて…

●Mさん(39歳)の告白

2年ほど前の話。ママ友に、マクロビオティックにすごく凝っている人がいました。
自分の子どもには肉や牛乳をはじめ、食品添加物さえ、いっさい取らせたくないということで、一緒にランチに行くときは、子どもにお弁当を持たせて来ていたのです。

ところが、自分はレストランのパスタを食べたり、おやつに食パンを食べたり…。子どもだけが我慢しているのが明らかになって、一緒にいるのがつらくて仕方ありませんでした。
その子の前では、私も自分の子どもに市販のおやつを食べさせるのが悪い気がして、次第にそのママ友とも疎遠になってしまいました。

転園してすぐに仲よくしてくれたママ友がじつは…

●Fさん(45歳)の告白

子どもが幼稚園の年中だったころ、引っ越しのために転園した際にとてもよくしてくれたママ友がいました。当時はまだ、その地域に友達もいなかったので、とてもありがたく、その人の言うことを信じて仲よくしていました。

ところが、私がほかのママと出かけたりするようになると、自分も誘えと言われて声をかけるようにしていたのですが、自分がほかの人から誘われたときには私を誘ってくれないこともしばしば。なにかおかしいな? と思うように。

ウソもたくさんつく人で、一度問いただしたら「私は言っていない」と真顔で言い返してきました。そのときはその言葉を信じたのですが、あとになって、自分の都合の悪いことは本当に忘れてしまうような人だということが判明。結局、振り回されてばかりで疲れてしまい、距離をおくようになりました。

その後、子どもが年長に上がると、今度は新しく入園してきた子どものママと仲よくしていましたが、ほかのママたちから「あの人は新しい人としか仲よくなれない」と教えられました。早く知っていたら気をつけたのに…。

●いやいやおつき合いを続ける方が、あとで面倒に

今回のおみやげの共同購入のエピソードなど、考え方が違ったり、お金が絡む話だと、相手の気持ちを傷つけずに断るのは難しいところ。
親切心で誘ってくれていると思えば、なかなか断れないというケースも多いかもしれません。

しかし、自分の考え方と合わないと思ったら、きっぱりと断ることも必要。相手のことを気づかって、いやいやながらおつき合いを続けるほうが、あとで面倒なことに巻き込まれることもあると覚えておきたいですね。