クリスマスやお正月などの冬休みに「子どもがスマホやゲームばかりに夢中になって、ちっともコミュニケーションが取れない…」と悩みを抱えるママたちも、きっと少なくないはず。そこで、そんなご家族におすすめしたいのが、子どもから大人まで、幅広い層が楽しめるアイテムとして人気を集める「ボードゲーム」です。そんな年末年始に盛り上がること間違いなしのおすすめボードゲームを紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)年末年始に家族と盛り上がる!おすすめボードゲーム4選
頭をフル活用する知育的な要素のみならず、わいわい大人数で同時に楽しめるので、子どもとのコミュニケーションツールにもぴったり。そこで、『全国のショップ&カフェ店員が推した ボードゲーム総選挙2022』(扶桑社刊)の中から、クリスマスや年末年始に家族で盛り上がれるゲームを厳選しました。
●宝石を巡って、みんなで駆け引き! 「XING(バッティング)」
キラキラしたものが好きな年代の子どもたちの興味も引きそうなのが、「XING(バッティング)」です。こちらもルールはシンプルで、テーブルに宝石を並べたら、同時に「せーの!」で、みんながほしい宝石を指差します。誰かと同じものを選んだら宝石はもらえず、逆に自分だけ別の宝石を選んだら、その宝石を獲得できます。
ポイントは、人の心を読むこと。自分が何を選ぶのかウソをついたりと、ブラフありの駆け引きを楽しめます。キラキラ輝く宝石のリアルなピースは、スマホやゲームにどっぷりハマった子どもの好奇心も掻き立ててくれそうです。
●マップを使って、探偵気分を味わえる「ミクロマクロ」
2021年にドイツの年間ゲーム大賞を受賞したのが、「ミクロマクロ」です。犯罪がひそむ街・クライムシティを舞台に、秘密や強盗、殺人事件をメンバーとともに解決していく…そんな探偵ボードゲームです。
遊び方は、大判のマップの上にかかれている犯人の動機を特定し、証拠を探し出し、その罪を明らかにしていくというもの。自分が捜査官になったつもりを体験できるこのゲームは、謎解き好きのお子さんにもおすすめ。遊ぶたびに、推理力や観察力を鍛えられるのもうれしいところ。
2021年11月上旬には、シリーズ第二弾となる「ミクロマクロ:クライムシティ フルハウス」の日本語版も到着。マップの上に広がるさまざまな事件に、ぜひ子どもと一緒に挑戦してみては?
●北欧をはじめヨーロッパで大人気の脳トレボードゲーム「ウボンゴ」
スワヒリ語で「脳」を意味する「ウボンゴ」は、脳トレ的に楽しめるテトリスのようなパズルゲームと、みんなで楽しめるボードゲームが合体したパズルボードゲームです。デンマークやスウェーデンなどの北欧諸国をはじめ、ヨーロッパで数多くのゲーム賞を獲得した、大ヒットゲームです。
遊び方はごく簡単。ダイスを降って、ボードのどの問題を解くかを選択したら、砂時計を逆さまにしてスタート! 砂時計が落ちる間に、ボードに書かれた枠にピースをはめていきます。最初に完成した人が「ウボンゴ」と言えば、宝石をゲットできます。9ラウンドの末、最も価値のある宝石を集めた人が勝ちです。
頭も使うし、かけひきのスリルも楽しめる。まさに、子どもから大人まで楽しめる鉄板ゲームと言えそうです。
●「家族で楽しめるゲーム」のグランプリは、パズルゲーム「ブロックス」
そして、本書内で、家族で盛り上がるボードゲーム部門の大賞に選ばれたのが、「ブロックス」。誰でも楽しめるのに、何度でも遊びたくなる奥深さが人気の理由だとか。
遊び方は、ブロックの角をつなげて、同じ色のブロックを置いていくというもの。より多くのブロックを、より広い範囲に置いて、自分の陣地を広げることができた人の勝ち。ただし、ブロックの配置次第で、相手を邪魔することも可能です。自分の陣地を広げるのか、それとも相手の邪魔をするのか。その選択次第で、ゲーム展開は大きく変わります。
誰もが1分で遊び始められるほどシンプルなルールなので、家族で遊ぶにはもってこい。運の要素がないゲームではあるからこそ、家族間ならハンデや手加減が調整しやすいのも特徴です。さらに、プラスチック製なので、汚れづらいのも子育て家庭にはうれしいところです。
いかがだったでしょうか? 『全国のショップ&カフェ店員が推した ボードゲーム総選挙2022』(扶桑社刊)の中では、そのほかにも「定番ボードゲーム」「みんなで協力しあえるゲーム」「眺めて楽しいゲーム」など、さまざまな部門のボードゲームを紹介しています。そのほかのジャンルのグランプリは、ぜひ本書の中でご確認くださいね!