30代夫婦が「故郷で、のびのびと子育てしたい」と願って建てた注文住宅事例です。建物は切り妻の大屋根がかかった平屋。デッキを介して、庭とLDKとつながり、室内外は一体感があります。一家は、ふらっと室内から足をのばし空の様子を眺めたり、元気に走り回ったり。アウトドア気分を楽しんでいます。
すべての画像を見る(全25枚)故郷に戻ってのびのび子育て「憧れていた広い庭と平屋を手に入れた」
長堀さんの家 千葉県 家族構成/夫37歳 妻36歳 長男小学生、次男幼稚園生
設計/こぢこぢ一級建築士事務所
長堀さんが移住してよかったこと
- 1. 子どもの遊び場になる大きな庭を持てた
- 2. バーベキューを楽しめる デッキをつくれた
- 3. 念願の、大らかな平屋建てが実現
- 4. 季節ごとの自然を、身近に感じられる
実家の敷地を分筆して建てた家は、LDKの先に芝生の庭が広がる大らかな住居です。LDKからダイレクトにつながるデッキは、子どもたちの遊び場としても大活躍。裸足で遊べる自由な環境は、子どもたちにとって魅力的です。
軒下のデッキは、お茶をしたり、バーベキューをしたり、洗濯物を干したりと、幾通りにも使えるアウトドアスペース。「子どもたちはもちろん、私たち大人も室内外をその日の気分で自由気ままに行き来しています」という楽しみに満ちた空間です。
妻の希望で、建物は切妻の大屋根がかかった平屋建て。モルタル仕上げの外壁も、妻の強いこだわりです。「遠目ではわかりずらいですが、光の陰影で特有の美しいテクスチャーが浮かび上がる様子が好きです」。東側の前面道路との間に植樹をして、周囲の環境とゆるやかに結ぶバッファーゾーンに。
敷地の先には休閑地が広がり、仲よし兄弟の格好の虫取りスポット。元気いっぱいに走り回ります。
銅製のろう斗をシェードに用いた、レトロ感あふれるペンダントライトをダイニングに添えました。家具、照明、日々使う器など、ひとつずつこだわって厳選