いちばん大変だったのは、ローンや契約の手続き

不動産売買契約書
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遠距離での物件購入の手続きは、思い出してもかなり大変なものでした。近場での住宅購入であれば、担当の方と契約者本人がいて、その場で説明を受けながら書類を記入したり、手付金や頭金の支払いを行ったりしていく流れになるでしょう。

しかし遠距離での住宅購入は、そのつど不動産会社の担当の方と、こまめにメールや電話でやり取りが発生。さらに毎日のように届き、送り返さなければならない書類もかなりの数に。

最初はメールや電話でやり取りできれば大丈夫だろうと思っていましたが、ちょっとした質問でも、そのたびに連絡が必要に。対面だったらその場で解決できたのに…と、やり取りの多さに、正直げんなりしてしまったこともありました。

とはいえ、担当の方は遠方に住む筆者に気つかって、予備の用紙を入れてくれ、記入の仕方の見本も用意。さらに捺印箇所に目立つように付せんを貼ってくれて、書類の漏れや契約がとどこおらないようにしてくれていました。この配慮が本当にありがたかったです。

 

必要な住民票や印鑑証明書の枚数は、あらかじめ確認しておくべし

同意書の記入例の用紙

このほかにも、住民票や印鑑証明書の必要枚数を把握できていなかったことから、頻繁に役所に足を運ぶことに…。そして手付金や頭金などの支払いのために、何度も銀行に行く必要もありました。

当時、筆者自身も仕事をしていたため、平日にしか開いていない銀行や役所の窓口に行く時間をつくることが大きな負担になりました。

重要事項説明書や不動産売買契約書に押印するための印鑑証明書、ローンの借り入れ手続きや登記の際に必要な住民票、どちらの書類も3~5枚程度必要になります。手続き完了までに何通必要なのかを事前に確認しておけば、役所に行く回数を減らすことができたと思います。

また、担当の方には、書類のやり取りがスムーズに進むよう事前に、用意しなければいけないものを、しっかり確認しておくとよいと思います。

上記のような流れで、マイホームを購入した筆者。引っ越し予定は3月末でしたが、9月の終わりごろから住宅購入について調べはじめ、12月末には契約が完了。スピーディーに進んだことで、引っ越し準備にあてる時間に余裕が生まれました。

家は高い買い物。可能な限り慎重に、じっくりと時間をかけて選ぶのが理想です。ただ、どうしてもそれができない、という状況も。今回は、そんな「緊急事態」をどう乗りきったのかという話でした。

 

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