●うーちゃんにテレビを好きなだけ見せてきた結果、テレビに執着のない子に

僕みたいな人間に、うちの子にはなってほしくないのです。そのため僕は長男のうーちゃんが、養子で小1ですが、幼児のときから見たいテレビはよほどのことがない限り制限せずに見せていました。テレビを見て夜寝ない、などというときはさすがにダメだよと消したのですが、見たい番組は録画してまで見せています。

 

イラスト:プリキュアを見たがるぽん子
イラスト:プリキュアを見たがるぽん子
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今4歳の里子のぽん子ちゃんも同様で毎日毎日同じ『プリキュア』を寝る前に見ています。日曜日の朝の放送をその日から毎晩ずっと見ます。

『となりのトトロ』はうーちゃんも一時期大好きでDVDを本当に毎晩、ともすれば2回まわしで見て、それぞれ100回ずつくらい見ています。なので僕は200回見ています。最近は子どものテレビを再生すると急激に眠気が襲ってきて寝てしまいます。

うーちゃんは『ポケットモンスター』はずっと好きなのですが、『仮面ライダージオウ』『キューレンジャー』『シンカリオン』などが大好きな時期がありました。『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』『ちびまる子ちゃん』はあまり興味を持たず、ぽん子ちゃんもそんなに関心がありません。なぜなのか全然わかりません。

イラスト:テレビを見ずに野球をしたがるうーちゃん
イラスト:テレビを見ずに野球をしたがるうーちゃん

こんな生活を送らせてきて、小学校1年の現在どうなったのかと言うと、見事にテレビにそれほど執着のない子になりました。日曜日の朝、普通の小1なら『仮面ライダー』シリーズ、戦隊ものにまだまだ夢中で見ている年頃です。ところが、うーちゃんはやっていれば見るけれど、別に見なくてもいいというクールな態度です。録画もしていません。それより野球かポケモンGOがしたいと言います。なので日曜日の午前中はなるべく裏でキャッチボールをしたり、神社で野球遊びをするようにしています。とても健全です。

●今後の課題は「ゲーム」。これからどんどん興味が出てきそうだけれど…

ただ問題はゲームです。ゲームはテレビ以上に強烈に子どもをひきつける魔力がありますよね。執着を消すために好き放題ゲームをやらせたら、ドーパミンなど興奮物質が脳内に分泌してとんでもなくゲームにハマって、ゲーム脳のゲーム人間になってしまったら困ります。僕にも身に覚えがあります。どうしてもやりたくてやりたくてそれ以外考えることができない状態にまで陥ることがあります。

 

イラスト:「パパやって」とコントローラーを渡すうーちゃん
イラスト:「パパやって」とコントローラーを渡すうーちゃん

今は大して上手にできない『モンスターハンターライズ』をちょっと触っているだけなのでそれほど心配はありませんが、もうちょっと年齢が上がって上手にできるようになったり、それこそ『ポケットモンスター』を自分でやり始めたらどうやって制限をつければいいのか全然分かりません。