旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、世界中・日本中を巡って出合った「名店の味」のなかから家でも簡単に再現できるレシピをご紹介します。

軽井沢星野エリア 村民食堂の「たっぷりきのこの投じ蕎麦」

たっぷりきのこの投じ蕎麦
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今回は、星野リゾートの軽井沢星野エリア内にある村民食堂の人気メニュー「たっぷりきのこの投じ蕎麦」です。

村民食堂
星野リゾート 軽井沢星野エリア内にある村民食堂

JR軽井沢駅から車で約15分、自然にあふれた星野エリアの中には、湯川が流れ、レストランやショップが並ぶハルニレテラス、星野温泉 トンボの湯、そして村民食堂などがあって、いつも賑わっています。

冬は、体があったまる鍋物、とろりと溶けたチーズがかかった熟成味噌の煮込みハンバーク定食が大人気。そんな人気メニューのなかから、3月20日まで提供される「たっぷりきのこの投じ蕎麦」のレシピを教えていただきました。

投じ蕎麦

出汁はシンプル。そこに、旬のいろんな種類のきのこを、鶏肉や野菜などの具とともに投入。きのこは、とくに舞茸やヒラタケがおすすめだそうです。旨みがたっぷりでたところにさっと蕎麦をくぐらせて、熱々をいただきます。

器に盛った蕎麦

投じカゴは、おたまで代用可能ですが通販などでも購入できます。

イルミネーション

隣の広場では、高さ10mのもみの木にあたたかなクリスマスイルミネーションが輝いていて、この時季の風物詩になっています。

村民食堂(軽井沢星野エリア)

●きのこの投じ蕎麦

【材料(2人分)】

  • 蕎麦 2玉
  • 鶏モモ肉 100g
  • 油揚げ 1枚分
  • 春菊 20g
  • 長ネギ 1/4本
  • きのこ 100~150g
  • ※舞茸、ヒラタケ、かきのき茸、きくらげ、シメジ、椎茸などお好みで。
  • きのこは、それぞれ20gずつ⇒多ければ多いほど、出汁がおいしくなります。
  • <鍋地(鍋の出汁)>
  • 水 280g
  • 出汁 250g(カツオ、昆布でとった出汁)
  • 酒 60g
  • めんつゆ 50g
  • 白だし 20g
  • ※めんつゆと白だしは市販品でOK。

【つくり方】

(1) 鍋にお湯を沸かし、鶏モモ肉をさっと湯通しする。(灰汁が出ないようにするため)

(2) 蕎麦を茹で、冷水で締める(鍋で仕上げるので標準の茹で時間よりもやや短めがおすすめ)
※このときに、蕎麦を小分けにして盛り付けておくと食べやすくなります。

(3) (1)の鶏モモ肉を鍋地に入れ、5分ほど煮る。

(4) きのこを入れて軽く煮込む。野菜類はお好みで。

(5) 具材とお蕎麦を楽しむ。ご飯と卵で雑炊にする楽しみ方もあります。

※沸かしすぎると味が濃くなるので注意、薄める用の出汁を用意しておくと安心です。

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