忙しい毎日でも、無理せず暮らしを豊かにする工夫を重ねている人を応援する「ESSE暮らしグランプリ」。家族を上手に巻き込みながら暮らしを楽しむ姿が評価され、見事、グランプリを受賞したharuさんの、暮らしのアイデアを紹介します。
子どもたちを信じて何でもまかせてみる
11歳、8歳、7歳の3人のお子さんと夫の5人暮らしのharuさん。家族が多いと、それだけ家事の負担も増えて大変! そこで、夫はもちろん、子どもたちにも家事を分担してもらうように仕組みづくりを考えたそう。
「自分でやった方が早いと思いがちですが、子どもの力を信じてまかせてみたら、いろんなことをどんどん自主的にできるようになりました!」
●おやつは予算を渡して、購入から管理まで口出しなし!
すべての画像を見る(全10枚)おやつは1週間分の予算を決めていて、内訳は3人で話し合って決めます。「自分たちで買い物にも行き、1週間分を袋に分けて保管。自分でつくった方が安いと気がつき、お団子の粉を買ってくるなど、子どもたちなりの工夫も」
●“子どもクッキングデー”をときどき開催する
買い物に行ったあと、1週間分の献立を大まかに決めて表にし、月に数回“子どもクッキングデー”をつくることに。「前もって決めて書き入れておくと、ホットケーキやカレーなどを、子どもたちがつくってくれます」
●ママの役目は料理まで! 給食スタイルを採用
給食の配膳をしているのだからできるはずと考えて、食事のとき、テーブルをふいて料理を運び、カトラリーを並べるのは子どもたちの役割。「私が1人でやると時間がかかりますが、子どもたちが3人でやればすぐに終わります」
<haruさんのプチ工夫>
【子どもにもわかりやすいラベリング】
キッチン用品を入れている引き出しは、子どもも使うものはひらがな表記のラベリングに。「できるだけわかりやすくして自分で出し入れできるようにしています」
●夜ごはん前の“片づけタイム”をルーティン化
学校から帰ってくると、リビングで宿題をしたり、お絵描きをしたり…。部屋が散らかり放題になるので、夕食前は片づけタイムと決めて、リセット。「毎日のルーティンにしたら、自分たちでやるようになりました」
<haruさんのプチ工夫>
【アラームをセット】
遊びに夢中になっていると、片づけタイムに気がつかないことも。「口うるさく言うのもイヤなので、アラームをセットして時間を知らせるようにしています」