年末年始となれば、自宅に知人を招いておもてなしの機会も増えそうです。そんなときに悩みがちなのがお酒のつまみ。凝り過ぎず、さりげなくおもてなし感が出て、しかも、おいしい…。一体どんなものを出せばいいのでしょうか?和食料理の達人、笠原将弘さんにヒントをいただきました。
おもてなしにも!見た目にも華やかな「煮こごり」
すべての画像を見る(全2枚)おもてなしの場合は、なんといっても見た目の美しさにもこだわりたいものですよね。季節の野菜を彩りよくゼリー状のだしで固めた煮こごりは、上品な食感と味わいが喜ばれる一品になりますよ。涼しげなガラスの器に盛れば、お店みたいな雰囲気も、お客様に味わっていただけます。
お酒にもごはんにも合う「ぬた」
まろやかな酢みそにピリッと辛子を効かせたぬたは、お酒にもご飯にもとってもよく合います。辛子酢みそのベースとなる「玉みそ」をつくりおきしておけば、急な来客でも、気のきいた小鉢がすぐにつくれて便利です。ぜひ、お試しを。
【笠原将弘さん】
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。独創的な感性と卓越した料理センスから、和食界で注目されている。雑誌やテレビ、料理教室など幅広い分野で活躍中。簡潔でわかりやすいレシピも人気。著書に『
笠原将弘の和食道場』(扶桑社刊)など。