ものの位置がすぐわかる見渡せる収納

使いやすいキッチンにするいちばんのポイントは、すべてのものがどこにあるか確認できること。気がつけば、自分でもものの把握ができなくなるほどキッチン雑貨が増えていたので、50代になったのを機に数を絞り込みました。

 

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引き出しを開ければなにがどこにあるか一目瞭然。ものを重ねずに取り出しやすく収納しています。

 

背面の収納棚には、よく使う食器だけを厳選してしまっています。数が少ないと、戻すのも一瞬です。

 

シンク上の扉の中は、持ち手つきのケースで収納。サイズを測って100均でそろえました。

 

持ち手がないものは取り出しやすい位置に、持ち手を自分でつけています。踏み台がなくても取れるように、体に無理のない収納方法を徹底しました。

 

冷蔵庫は使いやすさを最優先に置き場所を決める

コンセントの位置や間取り図から考えると、わが家のマンションでは「コンロに向き合う位置が、冷蔵庫の置き場」として計画されているようでした。でも、筆者はあえてシンクに対面させて冷蔵庫を設置。引っ越し業者に驚かれましたが、事前に確認して、この判断にしました。

 

理由を説明しましょう。冷蔵庫は右開きのドアなので、壁際に設置すると調理中に回り込まないと開けられず、不便だからです。また、リビングから近いところに置くと、各自が飲み物などを取り出しやすいから。この配置は家族からも使いやすいと好評です。