幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
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梅雨に入り、汗ばむ日々が続いています。そんなときにさわやかな飲み物があると、なんとなく下向きな気持ちも上を向いて、楽しく1日を送ることができそうですよね。
そこで、わが家のとっても簡単な定番レシピ「紅茶シロップ」のつくり方を紹介します。
炭酸水で割っていただくとさわやかで、初夏にぴったりな味わいです。
さわやかな甘さがたまらない!紅茶シロップのつくり方
【材料】
・水 200g
・グラニュー糖 150g
・ハーブティー(ティーバッグ) 2個
・レモン汁 大さじ1
【つくり方】
(1) 片手鍋などに水、グラニュー糖、ティーバッグのままのハーブティーを入れます。今回はレモンとジンジャーのハーブティーを使いました。
(2) 沸騰してから5、6分ほど、かき混ぜながら弱火にかけます。ティーバッグを取り出してレモン汁を加え、ビンに入れたらできあがり!
これを炭酸水で割ると、とってもさわやかなドリンクになるんです。シロップに対して、5、6倍に薄めるのが適量ですが、あえて薄くしてもほんのりとした甘さになっておすすめ。
スライスレモンやレモン汁をさらにプラスするのもおいしそうですね。
フルーツフレーバーのものやローズヒップなど、ハーブティーの味や香りを変えると、味わいはもちろん色合いの変化も楽しめます。
ちなみに、私のおすすめはカモミール。
おうちに余っているハーブティーがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
【幸栄(ゆきえ)】 1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、「toiro」を始める。著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本(生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある