びっくり!実際に買うまで知らなかった住宅購入あるある

家の形をした紙とお金
すべての画像を見る(全5枚)

住宅購入にあたっては、実際に買うことになって初めて知ることも盛りだくさん。意外と知らなかったことや、家を購入したことで起きた驚きのエピソードをご紹介します。

●ローンが面倒!建物以外にお金がかかる!

まずはいちばんコメントが多かったローンや税金、手数料などお金関係のことについて。

「夫が奨学金を一度滞納していたせいで、夫のローン審査が通らなかった。私の名義で通せたが、一度の滞納がここで響くとは思わなかった」(千葉県・35歳・会社員・新築マンションを2017年に購入)

「産休に入ってからだとローン審査が煩わしかった」(東京都・32歳・会社員・注文住宅を建築中)

「床暖房や屋根自体が太陽光のものにも固定資産がかかることを知りませんでした」(長崎県・38歳・個人事業主・注文住宅を2019年に購入)

「固定資産税や火災保険の値段の高さ。数十万円かかってくるので、少しずつでも貯めておいた方がよいです」(青森県・35歳・自営業・中古一戸建てを2017年に購入)

ほかにも、不動産会社に払う仲介手数料や諸経費などの初期費用の高さに驚いたという意見多くありました。ただ、助成金があったり、住宅ローン控除の利用が助かるという声も。

●町内会費や土地利用の制限…下調べが必要

また将来、戸建てを検討している人は、町内会や土地、設備についても調べておく必要があるそう。

「田舎なので町内会費に公民館建て替え積立金、消雪管理維持費などに年間3万近くかかる!」(富山県・32歳・会社員・注文住宅を2018年に購入)

「町会によってシステムが違うのでびっくりしました。私の町会はアットホームですが、隣の町会はお祭りなどで5000円の寄付が必要になるほか、参加行事が多くて大変みたいです。下調べをおすすめします」(埼玉県・44歳・アルバイト・注文住宅を2005年に購入)

「持っている土地を使うとなると、それが農地だった場合、農地転用といって土地の申請に意外と時間がかかる」(群馬県・35歳・会社員・注文住宅を2019年に購入)

「分譲住宅地は柵を立てられないという庭の制限があったり、土地利用自体にルールが決められたりしていることも。購入後に知らされて驚きました」(熊本県・37歳・会社員・注文住宅を2017年に購入)

「建て売りはなにも選べないと思っていたけど、友人は施工会社にゴリ押しして注文住宅みたいにしていた」(神奈川県・39歳・主婦・新築建て売りを2014年に購入)

など、先に知っていたら対策できたことや、住まいの満足度が上がったのに、と後悔することがあるようです。

●家のことで夫婦仲に異変が…!

決めることがたくさんあるがゆえに、夫婦で意見が合わなかったりすれ違いが起きたという人も。

「夫とは好みが真逆でした。雰囲気や色、素材、間取りなどなど。こんなにも好みが合わないのか! と驚きました」(愛知県・31歳・会社員・注文住宅を2016年に購入)

「注文住宅なので、間取りからクロス、キッチンのメーカーなどいろいろ調べすぎて家のことが疎かになり、夫が家に帰ってこなくなった」(神奈川県・36歳・会社員・注文住宅を2017年に購入)

「夫が意外と細かく、いちいち相談してくるのが地味に大変」(東京都・32歳・会社員・注文住宅を建築中)

一方でこんな意見も。
「夫が暮らし方でこだわっていることや、欲しかったものがわかってよかった」(北海道・48歳・公務員・注文住宅を2020年に購入)

戸建て、マンションに関わらず、購入前にしておいた方がよかったこととしては「物件の近所の調査や、売りやすい物件かどうかなど、調べられることはすべて調べる」「内見の場合は時間を変えて見に行く」「絶対に譲れない条件決めておく」「計画的に貯金をする(頭金はなるべく多く用意)」などが目立ちました。大きな買い物ゆえに、多くの決断が必要となる住宅購入。これから購入を検討する方は参考にしてみてください。