衣食住の筆頭として暮らしに必要で、気分が上がったり日々の楽しみにもなる衣服。でも、買うだけ買って整理しないとクローゼットはパンパンに膨れ上がり、必要な服が取り出せない事態にも。
そこで今回は、ESSEonlineで人気があるクローゼット整理についての記事を集めました。必要な服だけを残して、お気に入りだけが並ぶクローゼットをつくりませんか?
どの服を手に取ってもお気に入り。そんな理想のクローゼットをつくるためのルール
服を選びやすく、収納しやすいのはスキマのあるクローゼット。週末やGWのお休みを使って、服を整理してみましょう。
●服を減らしたい!1か月同じ服を着続けた結果、夫の衝撃的な一言とは
シンプルな生活を心がける、ライフオーガナイザーの香村薫さん。服は全部で36着で生活しているそうです。
「でも、2度目の緊急事態宣言を機に、1日のうちに身に着けられる衣類の数は限られているのに、それに比べて持っている衣類の数が多いことが気になってきました。そこで、もし私が洋服を1着しか持ってなかったらどんな心境の変化があるのだろう、と考えるようになったんです」
すべての画像を見る(全5枚)そこで香村さんは、1月16日~2月17日までの1か月間、毎日同じ服を着続けてみることに。
その結果、なんと「1着でもなにも困らない」「服はもっと減らせる」と感じたそう! どんな心境の変化があったのかを詳しくレポートしてもらいました。
●不要な服120着を処分。マワハンガーでクローゼットが変わった
編集・Fが部屋じゅうにあふれる不要な服120着を処分した顛末と、人気のハンガー「マワハンガー」を取り入れたクローゼットをご紹介します。
Fの部屋はほかの部屋に比べて狭く、備えつけのクローゼットも小さなもの。
それなのに服が多すぎて、クローゼットのほか、ハンガーラック3個を増設。そこからもついにはみ出していよいよ床へ…という状態。
「服がたくさんあるのに、今日着る服がない!」と毎日悩んでいたので、一念発起して服を減らすことに。
・パーソナルカラーに合っていない色
・着ていない服(やせたら着る服、パーティ服)
そして
・丈感が古い服
これらをすべて処分すると決め、どんどん選別していくと、捨てることがだんだん快感に!
さらにバラバラだったハンガーを「マワハンガー」に替えたことで、部屋が広くなり、服を選ぶ際の日々のストレスが大きく軽減されました。
●40代のクローゼット整理術。「すべて1軍」のほれぼれするような空間に
40代になると、ぎゅうぎゅうのクローゼットを前に「着る服がない」と感じる方が多いかと思います。
ライフオーガナイザー、クローゼットオーガナイザーの鈴木裕子さんにコツを教わって、毎朝あけるのが楽しくなるようなクローゼットをつくってみませんか?
クローゼットの中には服がいっぱいあるのに、なぜか「今」着たい服が見つからない…。それはなぜなのでしょうか?
それは、
・洋服の好みの変化
・子育ての忙しさがひと段落ついたライフスタイルの変化
これらが一気に押し寄せてきて、クローゼットの中はなんだかしっくりこないアイテムばかりになっているから。
コーディネートが決まらないと、一日憂鬱な気分になってしまいますよね。
思いきってクローゼット全体を整理してみれば、きっとその作業自体も楽しくなってくるはずです。
●40代が捨てるべき服、残していい服。基準は値段ではなく見た印象で
捨てられない人が多いアイテムといえば、「服」。昔買った高価な服や小物、お気に入りだったり思い出の服、いつかほめられた服など、捨てるに捨てられない服が年齢の分だけ増えてしまっているからです。
リビングやキッチンはすっきりと整っていても、クローゼットの中は服でパンパンなんてことも珍しくありません。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんいわく、40代が残すべき服は
(1) 体のラインがキレイに見える服(ハリのある生地や、隠せる長さ)
(2) 肌の色が明るく見える似合う色の服(パーソナル診断のベストカラー)
です。
その逆の服が、捨てるべき服になります。
●服を捨てられない人こそメルカリNG!40代母が気づいたこと
家の中で日々増え続ける服。そろそろ着ない服は処分しませんか?
今回は、「非ミニマリスト」のブロガー・フネさんが、捨てる服の基準について考えてくれました。
捨てられない人には
・「自分はいらないけど欲しい人がいるはず」と思ってしまう
・ブランドや買った値段がちらつく
などの特徴があります。
逆にすっきりしている人は
・なんとなくものを買わない
・自分なりの基準がある
という特徴があります。
フネさんが自分なりの捨てる基準を考えたところ、以下のようになりました。
・ニットは毛玉のできにくい素材
・セーターはハイゲージのみ(ハイゲージとは細い毛糸のニットです。着ぶくれしないし薄くて収納にかさばりません)
・昨シーズン着なかったものは捨てる
・スカートはひざ下10cm未満は捨てる(40代にはかわいすぎる)
・お出かけに着て行けない服は捨てる(よれっとしてたり毛玉があったり)
・同じようなものは好きな方を残して捨てる
●不要物はもう捨てないで。「送るだけ」の手放し先リスト
片づけをすると必ず出てくる不要なものたち。自分にとっては不要になったものでも、必要な方にとってはありがたいものかもしれません。
「地球環境を考える上でも、ものを循環させるリユースを考えた片づけをしたいですね」と語るライフオーガナイザーの下村志保美さんに、普段利用している手放し先のアドレスを教えていただきました。
・古着を送ると子どもたちにワクチンが届く「古着deワクチン」
・余ったもので世界中の人を笑顔にできる「ワールドギフト」
・不要なコインが子どもたちの支援活動に使われる「ユニセフ外国コイン募金」