家にいる時間が増え、子どもと遊ぶネタが尽きた…なんて悩みはありませんか。
イベントプランナーの浦岡裕子さんが、おうちで薬剤師さん気分で遊べる簡単なアイデアを教えてくれました。

出かけなくてもできる子どもの遊び。まるでおうちキッザニア体験

箱に薬など
おうちで薬剤師ごっこ
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おうち遊びにさりげなく知育を忍ばせることができたら、親としてはうれしいですよね。それも気軽に手に入れられるもので楽しめたら最高です。
今回は、おうちでできる薬剤師さんセットのつくり方と遊び方を紹介します。社会のお仕事を体験できる「キッザニア」のような遊びができますよ。

よくあるお医者さんごっこで使う聴診器や注射器はファミリーレストランのおまけでもらったり、100円ショップのオモチャ売り場などで購入したりとお持ちの方も多いかと思います。今回はその遊びの延長で使える薬剤師さんセットに挑戦! 材料はすべて100円ショップで購入できます。

材料

【材料】


A ペーパーボックス(マグネットで箱が開閉できるもの)
B カバンの持ち手
C ポリプロピレンストックケース 3個ほど
D 手芸用ビーズ 数種類
E ビーズケース
F クリームケース

また道具として、グルーガンを使います。100円ショップで入手可能です。

【つくり方】

箱と散乱している薬瓶

(1) Bにグルーガンをつけ、Aのラッピングボックスに接着します。これで薬剤師さんカバンの完成。

(2) ビーズをパッケージから出してビーズケースに入れていきます。ビーズが入っていた透明の袋は薬袋にできるのでとっておきましょう。

(3) 余裕があれば赤い十字マークを入れたラベル(手書きでもOK)を、カバンやCのポリプロピレンストックケースなどに貼って「らしさ」を演出します。

●遊び方は自由自在!

まずは子どもに自由に遊んでもらってください。
知育を取り入れるなら、重さの概念を一緒に学んでみるのも手です。家庭に料理で使うような秤(はかり)があれば用意してみてください。

メモ帳にメモ

小学校3年生あたりから学び始める「重さ」ですが、目に見えない「重さ」が数字によってわかるようになっていることを遊びの中で理解をしていくことができます。最初は親が医者の役をやっても良いでしょう。薬剤師さんはもちろんお子さんです。

まずはさまざまなビーズに「用法」を決めます。たとえば星のビーズは腹痛用(実際にある薬の名前をつけてもおもしろいです)、パールのビーズは頭痛用など。

重さをはかる様子

お医者さん役はこんな風に処方箋を書いて薬剤師さんに渡します。

次に薬剤師さんが秤を使って薬を計量。薬を完成させます。秤を使うことで、重さを量ることを遊びながら学べますね。

●カバンとしても楽しめる!

まだ小さなパーツが危険、というお子さんには、AとBでつくるカバンだけでもおすすめ。人形やカードを入れたりするのに喜んでくれるはずです。おままごとセットを入れてピクニックごっこなどにも使えます。

ラッピングボックス

ラッピングボックスはくすみピンクやモノトーンカラーを選ぶとおしゃれでインテリアにもなじみますよ。おうち遊びにぜひ加えて楽しんで遊んでみてみてください。

※注意 この遊びは小さなパーツを使います。くれぐれもお子さんや一緒に暮らす兄弟の年齢などを考慮したうえで誤飲には注意し、保護者判断のうえ参考にしてください