今年の冬も強烈な寒波がやってきました。窓やドアにちょっとしたすき間があると、暖房効率が悪くなって光熱費もかさみます。
今回は、人気の100円ショップ「キャンドゥ」で買える便利な隙間風対策グッズをご紹介します。
ひとりで簡単に取りつけ!省エネにもなる「すきまテープ」の使い方
今回試してみたのは、窓枠やドアに貼るだけで外気の侵入を防いでくれるという「すきまテープ」という商品です。3cm幅のワイドタイプ(2m)と1.5cm幅のスリムタイプ(4m)の2種類が売られていて、価格は各110円(税込)でした。
すべての画像を見る(全10枚)ベーシックな横にスライドさせて開くタイプの窓に、この「すきまテープ」を貼ってみます。
●貼る場所を決めてホコリや油分、水分をふきとっておく
「すきまテープ」の厚みは約1cm。グレーのスポンジ部分に両面テープのような粘着剤がついており、白いはくり紙をはがしながら貼れる仕組みになっています。
窓枠やサッシ部分など、窓の開閉に支障がないか、「すきまテープ」を当てながら確認しておきましょう。
貼りつけたい部分が決まったら、布などで汚れを掃除しておきます。
●ぴったりの長さにカットして、抑えながら貼りつける
窓枠の長さをメジャーを使いながら数ミリ単位で計っていくよりも、実際に「すきまテープ」の取りつけ位置にセットしながらちょうどいい長さに折り曲げて目印をつけると、失敗がなくてよかったです。
ウレタンフォームというやわらかい素材なので、ハサミで簡単にカットできます。
あとは上から抑えるようにして、はくり紙をはがしながら曲がらないように貼っていくだけ。サッシに微妙な凹凸がある場合でも、やわらかい素材なので、しっかりフィットしながら隙間を埋められます。
●スリムタイプはサッシの細やかな隙間にもジャストフィット
1.5mm幅のスリムタイプは、2m×2巻きになっていて、たっぷり使えるのもよかったです。
片側が固定されているFIX窓も、フレームのわずかなすき間部分にちょうどフィットしました。また窓やドアだけに限らず、食器棚の戸やクーラー、換気扇のふちへ取りつけもできる点もいいなと思いました。
●在宅勤務もスキマ風を防いでより快適に!
コロナ禍の新しい生活様式で定着した在宅勤務。わが家はもともと結露防止のために窓にプチプチシートも貼っていて、これもある程度は断熱効果があるらしいのですが、いざ座りっぱなしでデスクワークをしていると「オフィスと違って、家のスキマ風ってこんなに寒いんだ…!」と感じることが度々ありました。
でも「すきまテープ」を取りつけてからは、窓際で作業をしていても足元の冷気が気にならなくなり、省エネ効果も期待できるので大助かりです。
せっかく暖房で温めたお部屋の熱が逃げないように、おうちの隙間風対策をしてみてください。
【朝岡真梨さん】
50か国200都市を超える海外旅行の経験をもとに各地のグルメや体験を紹介しているライター。国内の最新家電やモバイル機器に関する取材も多く、女性目線ならでは市場動向の分析が得意。料理と旅行についてのブログ「
遊んでばかりのスナフキン」が人気。夫婦そろって温泉ソムリエの資格を取得し、旅行と食事を楽しんでいる