多くのダイエッターが、挫折を繰り返しながらも夢見る「脚やせ」。
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの資格をもち、ダイエットにまつわる本も出版したMONAさんは、「じつは、脚やせは難しくありません!」と語ります。
15kg減量し、2年間リバウンドなしというMONAさんが実践している、自宅でできる「脚やせメソッド」を教えてもらいました。
運動が苦手でも脚やせを目指す!「超スロー・スクワット」のやり方
いろいろなエクササイズを試してきましたが、スクワットは、私にはもっとも効果があった脚やせトレーニングです。
行う場所を選ばないので、いつでもどこでもでき、運動ぎらいの私でも続けられました。
すべての画像を見る(全5枚)ダイエット前はガッシリ&むちむち脚だったのに、トレーニングを経てSサイズのジーパンをはけるようになった私が、ポイントをお伝えします。
●スクワットは鏡で全身を見ながら行うとわかりやすい
まず、大事なのはスクワットのフォーム。太ももの前側に力が入らないようにし、太ももの後ろ側からお尻にある筋肉を使って行うことがポイント。
鏡で全身を見ながら行うとわかりやすいです。
(1)両足を腰幅に開いて、ひざとつま先は少し外側に向けます。ひざが内側に入らないように注意して。
(2)両腕を水平に上げ、手を胸の前で組みます。背中は丸めずまっすぐに、腰も反り腰にならないように。下腹部にぐっと力を入れると、いい姿勢をキープしやすいです。
(3)背中を丸めずに、息を吐きながら腰を落とします。このとき、ひざを曲げるのではなく、股関節から曲げるよう意識すると、やせたいところに効きやすくなります。
さらに、ひざが足の指よりも前に出ないようにします。
(4)さらに腰を落とします。イメージとしては、背後に子ども用の小さなイスがあり、それに腰かけるようにお尻を突き出すのがポイント。
重心が後ろにもっていかれて足指が浮きそうになりますが、ここはぐっとこらえてください。
(5)太ももが水平(床と並行)になるところまで腰を下ろします。ここで息を吐き、吐ききったら3秒キープします。
(6)息を吸いながら元の体勢に戻り、(3)~(6)を10回繰り返します。
昔、体育の授業などで行ったスクワットは、とにかく勢いで回数をこなすものが多かったですが、これは真逆。
ゆっくり時間をかけて、太ももの後ろ側に効かせる意識で行うスクワットは、10回やるだけでも十分で、体が熱くなります!
私は、1日のなかで何度もスクワットを行っています。
トイレに行ったら10回、鏡の前に立ったら10回…など、やりやすいルールで無理せず実行。
ワーキングマザーなので、忙しくてもできる、ゆるめのルールで追い込みすぎずにやっています。脚やせを目指したいなら、三日坊主にならずに、とにかくゆるゆると続けてみてはいかがでしょうか。