本格的な夏が始まりました。気温が高くなる夏は、体がだるい、やる気が出ない…など疲れがたまりがち。
そこでそんな夏の疲れにも効果がある簡単な「超ラジオ体操」を、筋肉体操でおなじみの谷本道哉先生に教えてもらいました。

簡単!家ですぐできる「超ラジオ体操」

谷本道哉先生
夏休みは「超ラジオ体操」で動ける元気な体に
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だれもが一度はやったことのあるラジオ体操。"超”がつくとなにが変わるのでしょうか。

「毎日の生活で固まりやすい背骨や肩甲骨、股関節を重点的に動かします。そうすることでこりが改善、さらに血液やリンパの流れもよくなるので、だるさも取れるんです」と谷本先生。

「ポイントは定番のラジオ体操より、動きが単純です。だからこそゆっくり丁寧に数を数えながら行うこと。こわばった関節や筋肉が効率よく動かせるようになりますよ」

今回は谷本先生が考案した13ある超ラジオ体操の動きの中から、ひとつ抜粋して紹介します!

●脚が軽くなる「脚をつけ根から大きく振る運動」

通常のラジオ体操第一にはない「股関節回り」を大きく動かす運動。股関節の動きをよくしながら、バランス感覚のトレーニングにも最適! 大股ですたすた歩けるようになりますよ。

両手を広げてバランスを取る

(1)まずは両手を広げてバランスを取ります。

次に片方の脚を前に大きく振る

(2)次に片方の脚を前に大きく振ります。

振り上げた脚を後ろにもしっかり振る

(3)振り上げた脚を後ろにもしっかり振ります。これを片足4往復。さらにもう片方の脚も4往復します。

●ポイント:慣れるまでは手を壁につけて

片手を机や壁などについて行いましょう

片足でバランスをとるのは思ったより大変です。慣れるまでは片手を机や壁などについて行いましょう。体を支えることで、ぐらついたりせずに脚を大きく振ることができますよ。

ESSE9月号

では「脚をつけ根から大きく振る運動」のほかにも、体全体をほぐす運動やカチコチ背中をほぐす運動など、夏におすすめの超ラジオ体操を紹介しています。ぜひチェックして元気いっぱいの夏休みを過ごしてくださいね!