フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。

今回は、本日放送のV6の坂本昌行さんのコーナー「OneDish」で取り上げた、東京・築地「あゆむ」のウニもんじゃについてご紹介します。

東京・築地「あゆむ」のウニもんじゃ
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築地で食べられるウニもんじゃ。スタッフが取り合いするほどのウマさ!

今年は梅雨が長くて、なかなか晴れませんね。常に天候と戦うロケ隊にとっては、本当にドッキドキの日々です。

今回のロケは梅雨の晴れ間に行われました。暑いけど影に入ると涼しいくらいの気温で、奇跡的なロケ日和でした。
伺ったのは、築地! 市場が豊洲に移ったとは言え、場外の活気が残る、東京の名物観光地です。ロケの際も外国人観光客がたくさんいて、お店の人たちは英語で説明するなど、かなりインターナショナルな雰囲気でしたよ。

そこで取材した驚きのお料理をご紹介したいと思います。それはなんと、「ウニもんじゃ」!!!

ウニもんじゃの材料

ウニ×もんじゃですよ! 意外すぎて味の想像がつかないですよね。

ソース味のもんじゃにただウニを加えたわけではなく、フレンチ出身のシェフがつくったレシピで、使われているのは、カツオだしではなく野菜のブイヨン。これをベースに、小麦粉とウニのピューレで生地をつくっています。

ホウレンソウとキャベツを炒めて、もんじゃの要領で土手をつくります。ここに沖縄の塩をふり、生地を流し込んだら、仕上げにウニを一ゲタ丸ごとトッピング!!!

生地を流し込みウニを一ゲタ丸ごとトッピングした様子

なんとも手間のかかったもんじゃです。ウニをふんだんに使っていますから、お値段も3300円とかなり高額。でも驚くことに、このお店でいちばん人気なのが、この高級もんじゃだそう。

いったいどんな味なのか! 気になります!

ウニと生地が溶け合う様子

これが…とにかく驚くほど、本当においしい!!! のです。

坂本さんの撮影終了後、「みんな食べた方がいいよ」という一言で、スタッフが取り合いになったほど。

すくいあげたウニもんじゃの様子

もはや「もんじゃ」の概念を超えており、高級フレンチのコースの一品に出てきてもおかしくないクオリティ。

クリーミーなウニの舌触りのなかに、ブイヨンのコクとキャベツの甘味がまるでミルフィーユのように何層にも折り重なっている感覚です。

うま味の向こうにうま味! そのまた向こうにうま味!!! 主役はウニなんですが、その舞台が計算されつくしているというか、とにもかくにも、全員が恐ろしくいい仕事をしているんです!

私はプロデューサーにもかかわらず、我先にと試食し、感動しました!

築地の「あゆむ」さんの外観

築地の「あゆむ」さんのウニもんじゃ! これは一生に一度は食べてほしい逸品です。