家計を圧迫しがちな食費。逆に言えば、まず食費を改善すれば、家計を黒字化させやすくなります。

「簡単なのに、みるみるうちに食費が減った!」と注目されているのが、メインの財布とは別に、食費専用の「サブ財布」をもつこと。
ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんに、サブ財布の効果と詳しい使い方を伺いました。

他人に流されない
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サブ財布を使うと食費が減る理由

「サブ財布に食費の予算だけを入れて、『使えるのはこれだけ』と”見える化”することで、ついで買いや衝動買いにブレーキをかけることができます」と横山さん。

まず大事なのは、目標となる食費予算を決めること。
「適正な食費予算は、手取り月収の14%以内。月収が30万円なら、4万2000円以内です」
ただし、家族構成や現在の食費によって予算は異なります。まずは、現状の2割減を目指して始めるのがおすすめです。

サブ財布を使って、見事に予算を達成したら、食費の予算をさらに10%引き締めて、貯蓄アップを目指しましょう。
「また、財布に入れる予算を『食費+日用品』にするなど、費目の範囲を広げるのも上級者におすすめ。家計全体が引き締まりますよ」

サブ財布の習慣が長続きする5つのポイント

それでは実際に食費用サブ財布を使ってみましょう! 長続きし成功するための、5つのポイントを横山さんに教わりました。

1.買い物の回数を減らす

買い物の回数を減らす

買い物の回数が多いほど、ついで買いやムダ買いが増えがち。
「おすすめは、週1回のまとめ買い+1、2回の買いたし。毎日行くより確実に出費が減らせます。週末は残りもので乗りきって」

2.夫や子どもを巻き込む

夫や子どもを巻き込む

家族で買い物に行く人は、食費財布を見せて「予算はこれだけ」と宣言を。
「これを買って大丈夫?」「こっちが安い?」などと、家族でゲーム感覚で買い物すれば、楽しめて効果もアップ!

3.クレジットカードのポイントに踊らされない

ポイント狙いでカードを使い、出費が増えていませんか? もしそうなら、本末転倒。
「まずは、現金主義に徹して出費を引き締めるべきです。もし利用したらすぐ代金を財布から専用の袋などに移しましょう」

4.他人に流されない

出費を減らすために、大事なのは“うちはうち”の精神。
「人が群がるセールコーナーに足が向いてしまったり、はやりのものに目がないなど、心当たりのある人は再考しましょう」

5.メイン財布との使い分けは厳密に

もしサブ財布のお金で食品以外のものを買ったときは、日用品の予算から、使った分を食費財布に戻しましょう。
「面倒でも、残金を明確にするために欠かせない作業です。少額でも重なると食費が不足して赤字→やる気をなくす原因になるので注意」