家事や育児に追われると、うっかり忘れてしまったり、気がついたらリビングが散らかっていたりと、イライラしてしまうことがありますよね。
そんな悩みを軽くするには、リスト化やルールの見直しだと語ってくれたのは、9歳の双子のママでもある整理収納アドバイザーのEmiさん。家事のイライラ軽減のための方法を聞いてみました。
リスト化すれば、忘れ物のイライラ防止に!
「家事がうまくいかないのは、仕組みが原因。リスト化したり、ルールを見直すことで、家事のイライラを軽減します」
調味料をきらして焦ったり、子どもの忘れ物にあわてたり…。そんな“あるある”を解決するにはリスト化が効果的だとEmiさんは語ります。
●玄関に持ち物リストを置いて子どもの忘れ物防止
すべての画像を見る(全9枚)家族それぞれの持ち物リストをつくって玄関へ置いておきます。
「忘れ物がないか、子どもが自分でチェックするルールに。『なんで入れてくれなかったの?』とママが責められることもありません」
●食材の買い忘れは冷蔵庫のマグネットで解決!
常備食材は、マグネットに書いて冷蔵庫にはり、在庫を管理。
「買いたいものは右へ移動させ、買い物前にスマホで撮影。並び順をスーパーの売り場順に合わせれば、買い物もラクです」
このように1シートに1アイテムで食材をリスト化するのがポイント。
●日用品はリスト化し、月1回チェック
洗剤やトイレットペーパーなどの日用品は細かくリスト化し、月初めに在庫をチェック。
「各スペースの在庫を見直し、たりないものは必要数をリストに書き入れてまとめて注文します」
在庫がひと目でわかる収納にしておくと管理がラクになりますよ。
不要なものをリビングに入れない仕組みにすると散らからない
片づけているはずなのに、いつの間にか家がゴチャゴチャ…。そんな状態を防ぐには、“散らかってもすぐ戻せる仕組み”がカギになります。
●DMや段ボールは玄関でブロック
「宅配便は玄関であける」「郵便物は玄関でチェックし、不要なものは靴箱に置いたゴミ箱へ」をルールにして、散らかりの原因となるDMや段ボールをリビングへ持ち込まないように工夫。
このように不要な段ボールは、鏡裏が一時保管場所です。
●読みかけの本は表紙が見えるラック収納に
つい机や床に平積みしがちな読みかけの本や雑誌は、表紙が見えるラックへ収納。
「子どもでもひと目でわかるので、読みかけのまま忘れてしまう…ということがなくなります」
●一時保管専用の場所をつくる
実家に返すもの、クリーニングに出すもの、リサイクルするものなど置き場所が定まらないものは「一時保管専用」の引き出しにイン。
「専用の場所をつくるだけで、散らかり防止になりますよ」
ご機嫌な毎日を過ごすためのアイデア、ぜひ採用してみてくださいね。